虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

自力と他力

2012-10-10 11:12:26 | 宗教
あらら、間違って書き始めのものを公開していまいました


今日(10月9日)はで、秋らしく、清々(すがすが)しい一日です。暑からず、寒からずの気温はまさに北海道の”秋”そのものです。

さて、昨日、息子にPCを占領され、ボーとしながら経済関係の本を読んでいたのですが、”ふっ”と宗教の基本は”自力だなぁ~”と思い浮かびました。
何故、そんなことに思い至ったかといえば、ネットサーフィンをしていると、宗教関係のブログやHPで、2012年に”アセンション(次元上昇)”がおこるとか、5次元に引き上げられるとか?訳のわからないことを言っている人々がいます。
昔、ノストラダムスの預言で1999年に大魔王が降りてくるとか、騒いでいた人々がいましたが、ノストラダムスの預言本をよく読むとそんなことではないとこが分かります。
いつの時代にも、下らない戯言(たわごと)を言って人々を惑わす人間がおり、また、それに乗せられる多くの人々がいるわけです。

一刀斎は断言しておきましょう。2012年にアセンシヨンだろうと何だろうと決しておきません!
これほど馬鹿らしいことはありません。貴方が次元上昇するということは、貴方は”既に死んでいる!”ということなのですよ。
確かに、魂=霊の状態で、多次元界へ移動は可能でしょう。
ただ、そのためには、貴方自身が”自覚的”に存在(霊であるという)を知りえる状態でなければなりません。
どこか超自然の力で、他力的な力が発現して”次元上昇(アセンション)する”などということはないのです!
その為に準備せよ!などということは”マヤカシ”です。

まず、ゴータマさんの教えもイエスの教えも基本は”自力”であることを念頭におかねばなりません。
日本に伝えられた仏教は大乗ですから、他力的(=救ってくれる)でしょうが、ゴータマさんの教えは間違いなく”自力”なんです。
イエスの教えも他力的(=イエス様が救ってくれる)と思っている方が大半でしょうが、イエスは明らかに”自力”を説いています。
”貴方の信仰が貴方を救ったのです”と何ども言っていますね。
イエスの時代当時は、キリストが人々を救うと考えられていたので、人々はイエスをキリストとして縋(すが)ったのですが、そうした人々に”自力”により救われることを説いたのです。
新約聖書をよくよく読んで理解してください。
個々の人々が”自らの信仰”によって救われることを宣言しています。
イエスはその信仰を支える礎(いしずえ)にすぎません。
言わば、事例や見本のようなものです。
ところが、人々は当時の思考から離れられず、他力的にキリストが来て、人々を救うと信じ、そうした他力的な思考は現在まで続いています。
こうした愚かなキリスト教の思考は、まるで大乗仏教のように根付き、延々と歴史の中で続いてきたのです。

そのような土壌の中から次元上昇などという馬鹿げた発想が生まれ、人々を惑わすのでしょう。

もっとよくこの世とあの世の構造について理解してください。

この世も複雑であり、あの世はもっと複雑怪奇なのです。
一元的に次元を乗り越えるなどという”夢想”に、騙されないでください。

”ふっ”と念頭に浮かんだことについて書いてみました。

また、お会いしましょう。


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1 コメント

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他力、自力 (花水木)
2012-10-14 21:25:45
浄土宗の方が、「某宗教は他力本願の意味をはき違えている」と強くおっしゃっていましたが、まさにその通りだと思います。

私は霊を昼間はっきり見たことと、二十二歳で亡くなった祖母探しを二か月程お寺探しをし見つけたことで、三日後夢枕に出てお礼を言われました。その時の感覚は生涯忘れることができません。

今夜は風邪が治り、動く元気が出てきました。地震で隙間だらけになった貸家を目張りしていきます。

息子はトロリとしたおかゆと、明太子で済ませ、私は焼き芋ですませました。
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