虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

宗教は元々、一つだったのかも知れない

2006-09-12 04:09:47 | 宗教
昨日は予想に反してでしたが、今日はどうでしょう?
答えは、晴れ後曇り後一時雨後晴れでした。
さすが、秋です。

さて、私は神話の世界と神の始まりを検討してきましたが、どう考えてもそれぞれに共通項があるという結論に達します。
大洪水の話が世界各国、各民族の神話の中にあることは、皆さんもご存知だろうと思います。
そして、その大洪水から救われた人々の話は、不思議なことに極めて似通っています。
ギリシャ神話から引用してみましょうか。

「ただデウカリオーンとピュラーだけは、あらかじめこのことを父プロメーテウスから教わっていたので、一つの箱舟を造り、それに食糧やその他入用品をできるだけ制限して積み込んでおいた。そしていよいよ大洪水となると、妻と共にこれに乗り組み、波に任せて九日九夜のあいだ漂っていた。・・・パルナッソスの二つの峰が、高く聳(そび)えるところに止まった。」

旧約聖書の大洪水の記述と、極めて似ていますね。
旧約聖書の創世記部分は、バビロニア、アッシリアなどの伝説を利用して、都合よく創作したものであることは明らかですから、根幹となる伝説があったことは確かです。
しかも、既にお伝えしたホピ族の伝説とも極めて類似しているように、ある一つの伝説・言い伝えが共通のものとしてあったのであろうと推察される訳です。

神の出現については既に書きましたが、世界の神話やカバラなどの古代の言い伝えは、ほぼ一致していることはご理解いただけたと思います。

概ね、大洪水などによる人類破滅の危機があり、人々が各地へ生き延びた時点では、多分、共通した宗教を携えていたのだろうと思います。
人々は各地に分散して、新たな文明を築いたことでしょう。
そこでは、言い伝えられてきた神が次第に忘れられ、或いは変質して、新たに自分達に都合のよい神が創り出されたものと思います。
しかし、古い言い伝えは全く消すわけにもいかず、新たな神とつながるように神話が創り出されてと考えられます。

さて、共通した宗教の根源はどこにあるのでしょうか?
様々な霊能者は、一致してアトランティスだと言っています。
どこにそんな証拠があるんだ!と言われるかも知れませんね。
証拠は、まだ、ありません。
ただ、超古代に、現在の文明・科学と異なる文明と科学があったことは、様々な物的証拠から明らかにされつつあるのも事実ですね。

私の考えでは、多分、アトランティスという文明社会はあったのだろうと思います。
アトランティス文明は、私利私欲の社会になり、神の怒りで大陸(島々からなっていたという人もいます)が沈んだと言いますが、神の怒りではなく、単なる地殻変動だったのかも知れません。
何せ、大陸が移動するというのが、現代科学でも認知されているのですから・・・。

私たちは、地球という燃える地殻の上に、薄っぺらな箱舟を浮かべて生存しているような状態らしいのですから、いつ沈没しても不思議はありません。
私たちの箱舟は、どこへ行くのでしょうか?
感覚を研ぎ澄まして、生きていきたいものです。

皆さんはどの様に、生きていきますか?

では、また

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2 コメント

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解り易い解説有難うございます。 (あやや)
2006-09-13 09:10:06
【宗教は元々、一つだったのかも知れない】



私もそのように思います。

人類の歴史を考えますと、先住民族が全世界へ移動した事を考えますと全世界へ共通な思想は元々あったとおもいます。ポピ族を検索しましたら

インデアンとありました。

ポピ族インデアンですね。



宇宙センターのNASAの工学博士カール・セーガン博士も古代の言い伝えに驚いていました。



宗教戦争ほど馬鹿馬鹿しいことは明らかであり

ますね。
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そうですね。 (拝 一刀斎)
2006-09-15 00:45:11
あややさん、こんばんわ^-^



そうですね。戦争は普通の人々を狂人にしてしまいます。

人間の堕落・強欲が戦争を引き起こし、無垢なる人々をも殺戮してきたのが現実ですね。



自由を与えられた魂は、神から遠く離れてしまったようです。
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