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チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

良好

2015-09-09 08:58:00 | 釣行記

自作竿「アルトX」です。

アルトは元々硬さの異なる「R」「S」「X」の3本のシリーズでしたが、「S」は知人に差し上げました。

写真の竿は、最初思い描いていた通りに一応はできたのですが、ハリがありすぎて硬く、何となく持てあましていました。

竿全体が硬い割にグリップを細く削りすぎて、イマイチしっくりこなかったのも出番の少ない要因でした。

少し前にグリップからケツまでを大幅に変更し、更に滑り止めにタコ糸を巻いたモノを、昨日はみっちり試し釣りをしてきました。

筆者の手に合うようにグリップの形を整えていますので、リールの操作感はバッチリでした。

特に、今回採用した竹のグリップが、竿のガッチリしたハリとの相性がとても良く、ちょっと驚きました。

先週、試し釣りした「ジャッカルイージー(自作竿の名前)」は、趣という点以外は、別に竹のグリップでなくても良いような印象でしたが、この竿に関しましては竹のグリップでないと、この安定した使用感は出せない印象を強く受けました。

昨日は良型(後の計測で48cm)を掛けましたが、左前方にロープがありました。

チヌが左に向きを変えたタイミングで、スプールからラインを1~2メートル出して、試しにロープの方に突進させてみました。

「この竿は、こーゆー風に使うんだよね~~♪」と製作者ならではのセリフを呟きながら、ロープの手前でスプールを人差し指で強く押さえてブレーキを掛けました。

筆者の竿は水を得たサカナのように竿全体が大きくシナリ、水の中のサカナは行き場を失ったかのように左から釣り座の前方に扇状に進路をかえるという、、何ともヤヤコシイ感じになっています。

イッキにリールのハンドルを巻き、5mくらい前に浮くチヌを確認しました。

※筆者のリールは3号ラインが巻かれたイッキに浮かせるゴリ巻き仕様です。

このようなコトも試したくなるような安定感のある竿に仕上がってしまいました。

先日、ご一緒いただいた釣友さんのコメントを拝借しますと「(僕の場合は)竿を自作しないと、かかり釣りの楽しみは半減ですわ」とのコトでしたが、筆者も丸々同感でした。

いつも失敗ばかりですが、た~んまに、こーゆーコトもあるので、趣味の竿作りは、、やっぱオモシロイのです。