本日の1匹目を確保しましたので、ココから攻めていきます。
今回の釣行は、予定が合えば『赤ちゃんが出来たばかりの釣友さん』とご一緒していたのですが、調整が上手くいきませんでした。
彼も久しぶりの釣りで楽しみにしてはりましたので、ココからは釣り方の描写を出来るだけ細かく記するコトにします。
せめて、釣りをしている雰囲気だけでも・・・、、という思いで書かせていただきますが、シツコイ感じになるかと思いますので、あまり関心のない方は途中飽きてしまうかも知れません、、ご容赦下さい。
1匹目を見ると、唇の皮1枚に辛うじて針掛かりしていました。
今年の傾向なのか、前回の答志島や前々回の若狭大島でも似たような『食いの渋さ』を感じました。
前回の経験から針を3号から2号に落として、先ほどのコーンの2個掛けから、大粒のコーンの1個掛けにしました。
筆者は、コーンを1個掛けにする場合には、コーンの丸い方から針を刺し、コーンの中に針全体を埋め込むように付けます。
手返しを早くしたいので、通常攻めていく時は小ダンゴにし、ダンゴアタリがくると10秒くらいで割れるダンゴにします。
ダンゴ着底後スグにダンゴアタリがあり、短い時間でダンゴが割れ、サシ餌のコーンがでましたが、、、チヌの方は『だから、、何なん?』って感じでコーンに触ってきませんでした。
ダンゴ付近に居るチヌは1匹。。(予測)
作戦変更です。
『オキアミを握り潰したモノ』と『アミエビ』を即席にダンゴに混ぜました。
そして少し粘りが出るようにダンゴを握り、2~3分は割れないダンゴにして、コーンの2個掛けのサシ餌を入れ投下しました。
割れないコトで、突いているチヌを高揚させながら、海底付近での撒き餌&濁り効果を期待しました。
なかなか割れないダンゴに少しイライラしますが、海底付近で頑張って濁りを出してくれている、、と、思えば応援したい気持ちにもなってきました。
ダンゴからコーンが飛び出して、しばらくすると、、
ツンツンツンツン、、ツーン!と穂先が沈みました。
グンっと竿に重みがのる手応えがあり、上がってきたのは40cm強の元気なチヌでした。
荒割りしたアケミ入りダンゴと中ダンゴと小ダンゴの計3発を投下して、ちょっと考えるコトにしました。
2匹目のチヌも唇の皮1枚です。
『チヌが警戒している?』と考えましたが、『普通に考えたら警戒していたら食いにこない』と見るべきです。
『平常心でマイペースでサシ餌を食っている』という前提で考えてみました。
そういえば、エサ取りらしい反応がありません。
今年の夏はあんまりエサ取りに悩まされた経験がないのです。
『海底付近がザワザワしていない為に、慌てて捕食する必要がないのでは?』と考えるコトにしました。
買ってきた撒き餌用のオキアミ3キロ・アミエビ・サナギミンチを全てダンゴに混ぜ込み、チヌにこれだ!を多めに入れた海水でダンゴを作り直しました。
今日は、一日通して多少粘りのある小ダンゴを時々別打ちで投下しながら、出来るだけ中層から海底付近がザワザワとした感じになるように演出しながら進めるコトにしました。
狙い通りなのか、単にダンゴが効いてきたダケなのか、早いタイミングで海底の様子がさっきまでとは違う感じになってきました。
しかし喜ぶのも束の間、この後悲劇が待ち受けていました。
つづく