ダンゴについて
今回使用したダンゴは「しろまる」ベースで、チヌにダンゴを食わせる為に「オキアミをペースト状に手でつぶしたモノ」とサナギミンチを混ぜました。
元々、魚影の濃い場所ですので、煙幕や集魚効果はあまり意識せず、食わせる効果と手返しの速さを重視して、ピンポン玉より少し大きいくらいのダンゴにしました。
朝の2投目で弱いダンゴアタリあり、小型のへダイやチンタが釣れました。
賛否両論あると思いますが、ワタクシの場合、流れの速い場所では必要以上のダンゴ成分の拡散は、チヌを散らせる原因になると考えています。(未検証・根拠なし)
今一番気になっているコトは、トーナメントや釣り大会の時に限って、あまり魚が釣れないコトが多いというコトです。
普段居てるハズのチヌは、いったい何処へ行ってしまうんでしょうか?
上級者の方に質問したコトがあるんですが、「たぶん、、みんながいっせいに大量のダンゴを撒くので散るのとちゃうかなぁ」という、感想でした。
落とし込みでも釣れるハズの魚が急に釣れなくなる理由を考えてしまうと、「ダンゴの拡散と集魚効果」については、どうしても消極的な考え方になってしまいます。
また、仮に千匹のチヌを寄せたとしましても、針に掛けれるのは1投に付き1匹ですので、費用対効果を考えて必要以上と判断されるダンゴの投下は控えています。
昨日の釣りを振り返った場合、日ヶ崎4号4.5号に3名の方がのり、5号にワタクシ+1名の2名がのりました。
3名の方は、各々がワタクシの倍以上のダンゴを使用されていましたので、ワタクシ達2名のダンゴ総量に対して、3~4倍のダンゴが投下されたと思います。
年無しや大型チヌは仕留められましたが、潮の流れの向きに関係なく潮上・潮下共にコチラ側の方が終始活性が高かったように思いました。
場所の優劣も考えられますので、今後別の機会に検証していきたいと思います。
釣り方について
昨日は、かかり釣りを始めて今回が2回目の釣行で、下向きリールの使用は初めての初心者の方を、流れが速く難易度の高いと思われる釣り場にお誘いしました。
ダンゴは、ワタクシと同じ内容のモノで大きさもピン球よりやや大きいくらいに握ってもらいました。
ダンゴが割れるまでスプールを指で押えながら竿を高く構え、ダンゴが割れたらイッキに海面スレスレまで穂先を下ろし、スプールフリーでアタリを待つという釣り方で終始頑張ってもらったのですが、釣果は驚きの26匹でした。
一度もアワセることなく、26匹とも全て「向こうアワセ」での釣果でした。
サビキ釣りしか経験がないので、「アワセル」というコトを知らんかったみたいで、まわりの釣り人が「シュッ!」と音をたててアワセテいるのを見て「イライラして、怒ってはんのぉ?」って小声で言われ、、、コケそうになりました。(笑)。
へ調穂先の中硬(潮が速いので実質は軟調)タイプを使ってもらいましたが、狙い通り食い込みが良かったみたいでした。
以前、「この方法で上級者が40~50匹釣れるトコでは20匹は釣れる・・・」と書いたコトがありますが、ワタクシ(←都合により、今回だけ上級者)が47匹でしたので、予想以上の効果でした。
本人曰く「なんか、勝手にチヌが釣れるし~・・・アジが欲しかったのにアジが1匹も釣れへんやん!!」(笑)、、だそうです。
「チヌ釣りに行くか?」と誘ったので、別に騙した訳ではないのですが・・・。
(-、-) 、、幻の魚「アジ」でした