安全審査委員を決定=元原子力学会長、批判派も-規制委
原子力規制委員会(田中俊一委員長)は16日の定例会合で、原子炉や核燃料施設の安全性について助言する二つの専門審査会の委員各11人の任命を決定した。
原子炉安全専門審査会のメンバーは、東京電力福島第1原発事故の発生時に原子力安全委員会(廃止)委員だった代谷誠治京都大名誉教授のほか、関村直人東京 大大学院教授(原子力工学)ら。核燃料安全専門審査会は元原子力学会会長の田中知東京大大学院教授や、森山裕丈京都大原子炉実験所長ら。
原発に批判的な勝田忠広明治大准教授、放射線防護が専門の甲斐倫明大分県立看護科学大教授ら6人は両委員会の委員を兼ねる。
規制委はまず、両審査会に対し、国内外の原発や核燃料施設の事故・トラブル、海外の原子力規制の動向に関する情報を集めて分析し、規制委に助言するよう指示する。(2014/04/16-11:56)
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