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BRICS 世界の金融クーデターを画策

2012年04月03日 | 国際
引用元: VOR ロシアの声.
BRICS 世界の金融クーデターを画策


Photo: EPA
ロシア、ブラジル、インド、中国、南アフリカをまとめるBRICSは、IMF(国際通貨基金)、世界銀行、そして世界貿易全体のルール変更を目指している。29日に採択されたデリー宣言では、そのような立場が示されている。

BRICS各国は、IMFでの改革テンポが遅いことに不満を持っており、今年中にも、議決権の割合を増やすよう求めている。デリー宣言ではまた、IMFの融資能力は、加盟国すべてに対等の権利を与えることが出来るかどうかにかかっていると述べられている。

マクシム・ブラテルスキー専門家は、欧米諸国が新興国の議決権を拡大するとした合意を無視していることに、BRICSは黙っているつもりはないと指摘しており、次のように語っている。

―問題は昨日や今日の問題ではありません。2、3年前の時点ですでにBRICS諸国はG20で、IMFでの議決権割り当てに問題があることを取り上げていました。その動きは強力なもので、中国とインドには少し割り当てが増えましたが、ロシアは何も得をしていません。この動きは実際にはゆっくりとしたものです。おそらく、BRICS諸国はさらに抜本的な割り当て見直しを望んでいることでしょう。

BRICS諸国の首脳らは、世界銀行における改革スピードについても懸念している。つまり、豊かな北と貧しい南の間の橋渡し役ではなく、対等なパートナーシップを推進していくメカニズムに成長することだ。これによって、グローバル成長の問題をさらに効果的に解決していくことができるほか、数十年に及んで維持されている、ドナー国と受け取り国との壁を越えていくことができる。

それに関連して、ロシアとBRICSにおけるパートナー諸国は、世界銀行を多角的な組織へと変革していくため、4月の総裁選挙を利用することができると考えている。そのためには選挙を、有効な選択肢がある状態で行う必要がある。IMFと同じく、世界銀行の総裁も透明性をもって開かれた形で選挙される必要がある。

デリー・サミットでは、豊かな国の政策こそが世界経済を不安定化させており、国際金融危機を招いたと非難した。特に米国の金融政策は豊かな欧米諸国を一方的に利するものであり、他の国々の発展に障害になっているとしている。そのためBRICSは相互の融資合意などをまとめ、自らの開発銀行を設立することを決めている。


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