深層地下水も汚染=トリチウム4700ベクレル-福島第1
東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された地下水が海へ流出している問題で、東電は25日ま でに、より深い層にある地下水も汚染されていたと発表した。東電は従来、汚染地下水の地中への浸透について否定的な見方を示していたが、地中深くに浸透し ている可能性が浮上した。
東電によると、1、2号機タービン建屋の海側で、4日に採取した地下約25~30メートルの深さの地下水から、1リッ トル当たり4700ベクレルのトリチウムが検出された。この深さでのこれまでの最高値で、東電が地下水を海に放出する際の目標値として定めた同1500ベ クレル未満を上回る。(2014/06/25-21:09)
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