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ウクライナ:EU「住民投票の結果は承認せず」

2014年05月12日 | 国際 ヨーロッパ

毎日新聞 2014年05月12日 10時43分(最終更新 05月12日 11時34分)

 ◇12日のEU外相会議、企業対象の対露追加制裁合意か

 【ブリュッセル斎藤義彦】ウクライナ東部2州で親ロシア派勢力が強行した住民投票について、欧州連合(EU)はどのような結果が出ても承認しないことを明確にしている。12日のEU外相会議では、企業にも対象を広げた対露追加制裁が合意される見通しだ。欧米は25日に予定されるウクライナ大統領選が東部で実施されなければ、ロシアへの経済制裁に踏み切ると警告している。

 フランスのオランド大統領は11日、「住民投票とさえ呼びたくない。まったく無意味。25日の大統領選だけが選挙だ」と住民投票を厳しく批判した。

 また、ドイツのメルケル首相は「ロシアのプーチン大統領が緊張緩和のシグナルをもっと送るべきだ」と述べ、プーチン氏が親露勢力に呼びかけた住民投票の延期が実現せず、ロシアが親露派を事実上放置している点を批判した。


ウクライナ:東部ドネツク住民投票 独立「9割が賛成」

2014年05月12日 | 国際 ヨーロッパ

毎日新聞 2014年05月12日 東京夕刊

住民投票の開票作業を行う選管メンバー=ウクライナ東部ルガンスク州で2014年5月11日、ロイター
住民投票の開票作業を行う選管メンバー=ウクライナ東部ルガンスク州で2014年5月11日、ロイター

 【ドネツク(ウクライナ東部)真野森作】ウクライナ東 部ドネツク、ルガンスク両州の親ロシア派勢力が強行した、事実上の独立の是非を問う住民投票は、11日夜(日本時間12日未明)締め切られた。ドネツク州 の「中央選管」は即日開票の結果として、賛成票が89・07%に達したと発表した。ルガンスク州は投票率約81%で、独立支持が多数を占めるのは確実な状 況。ウクライナ暫定政権や欧米は投票の正当性を否定しており、親露派が一方的に独立を宣言すれば情勢の一層の混乱は避けられない。

 親露派で構成する「ドネツク人民共和国」のリャギン中央選管委員長は11日深夜に記者会見し、反対票10・19%▽無効票0・74%▽投票率74・87%−−との開票結果を発表。「これが最終で公式の結果」と述べた。

 リャギン氏は「住民は自分たちの意思が国際法規で尊重されることを求めている。我々は自決権を要求する」と述べ、ウクライナの暫定政権を認めず、分離独立する方針を改めて主張。今月25日予定のウクライナ大統領選についても「ドネツクでは行われない」と明言した。

 ウクライナ大統領選の実施を情勢打開の必須条件とみる欧米は、東部情勢の混乱で大統領選が阻害された場合、ロシアに対し、経済制裁を発動する構えだ。

 投票を「違法」とみなす暫定政権側は11日もドネツク州内で武装勢力に対する軍事作戦を継続。州北西部クラスノアルメイスクでは銃撃戦が発生し、2人が死亡、2人が負傷したほか、投票が予定時間前に切り上げられたと伝えられている。


ウクライナ:外国人記者あぜん…早い住民投票「開票結果」

2014年05月12日 | 国際 ヨーロッパ

毎日新聞 2014年05月12日 11時29分(最終更新 05月12日 13時03分)

親露派による住民投票の結果を発表し、質問に答える「ドネツク人民共和国」のリャギン中央選管委員長=ウクライナ東部ドネツクで11日夜、真野森作撮影
親露派による住民投票の結果を発表し、質問に答える「ドネツク人民共和国」のリャギン中央選管委員長=ウクライナ東部ドネツクで11日夜、真野森作撮影

 ◇海外からの選挙監視団なく、公正性担保に疑問の声

 【ドネツク(ウクライナ東部)真野森作】銃を持つ「警備員」が配置された投票所、透明な投票箱に折りたたまれずに投げ込まれた投票用紙、締め切り直後に発表された「開票結果」−−。ウクライナ東部ドネツク州とルガンスク州で11日に強行された住民投票では、ウクライナからの事実上の独立に賛成する票が多数を占める一方、満足な有権者名簿さえ用意されていない中でのずさんな「選挙」の実態が明らかになった。

 「ウラー(万歳)!」。親露派勢力が自称する「ドネツク人民共和国」のリャギン中央選管委員長が11日 午後11時半(日本時間12日午前4時半)、州庁舎内で賛成票が89.07%に達したとする開票結果を発表すると、会場に詰めかけた活動家たちが歓喜の雄 たけびを上げた。発表時間も投票締め切りからわずか1時間半後という早さだった。

 リャギン氏は賛成票の割合に続き、反対10.19%、無効0.74%と読み上げた。当初は最終投票率のみ発表するとされていた中での突然の発表に、会見に出席していた約50人の外国人記者たちの間にはあぜんとした空気が漂った。

 ドネツク州の有権者数は320万人超とされるのに異様な早さで結果が確定した点について問われると、リャギン氏は「反対票が少なく、開票作業が速やかに完了した」と強弁してみせた。

 今回の住民投票を巡っては、海外からの選挙監視団が不在のため、当初から公正性の担保に疑問があった。 現場でも不自然な点が数多く、欧米メディアからは批判が集中した。親露派は批判を意識し、「記者たちに過程を公開する」と事前説明していたが、11日夜に 記者がドネツク市内の投票所2カ所を訪れたが、共に門前払いされた。開票作業の公開は一部のみに限られた模様だ。

 また、ドイツ公共放送ARDは11日、投票日前に「独立賛成」と記入された数千枚に上る投票用紙を箱に入れ持ち運んでいた複数の男性が、暫定政権側に拘束された映像を放映。「独立に反対する住民の多くは、(親露派の)茶番劇を嫌って自宅に残った」との見方を報じた。

 結果発表の記者会見でも、投票の様子を取材した記者から「1人が複数回、投票した事例があった」と問われたが、リャギン氏は「身分証明書で確認してい る」と言下に否定。いくつかの投票所が締め切り時間の午後10時より前に閉鎖された事実については、「安全確保が第一のため、そうした措置がとられた」と 釈明した。