まず始めに、長期間更新を止めてしまい申し訳ありません。生活環境に大きな変化があり、しばらくパソコンに縁のない期間が続いていまして。
このほどようやくパソコンを手に入れましたので、更新も再開させて頂きます。今後ともご覧頂ければ幸いです。
さて、再開一発目にご紹介するのは、福井県越前市の山中に保存されている車両です。
福井県中部に位置する越前市。広大な面積を誇る同市の東部の山中に、かつて福井鉄道で活躍したモハ122が佇んでいます。
正確な場所が確認できていなかったために車を走らせながら探していると、ある山の麓の小さな家庭菜園の敷地の中にその車両はいました。
中で作業されていたお父さんに声をかけると、快く中に招き入れてくださったので近くで少しばかり撮影させて頂きました。
さようなら120形と書かれた前面。同車は2006年6月にさよなら運転を行いましたが、その際に取り付けられた装飾です。引退後当地へ搬入された後も特に剥がされることなく存置され、現在も剥がれることなく残されています。
お父さんに許可を頂き、車内も見せて頂きました。
とは言え、お父さん自身もしばらく足を踏み入れていないと言うことで、車内はなかなか荒れた状態でした。割れたガラスを踏まない様に気をつけつつ、車内を堪能させて頂きました。
お父さんの思い出話もたっぷり伺い、またおいでと言ってくださいました。お父さんにとっても思い出深い車両の様で、大切にされているんだなあ、と感じることのできる物件でした。
〈物件データ〉
設置場所:福井県越前市東部某所
公開時間:なし(外観は公道からいつでも見れます)
撮影データ:2019年9月26日17時頃