あの車両を訪ねて

全国の保存・放置車両を訪ねています。

広島電鉄650形654/広島市交通科学館

2017-02-28 | 広島県


広島の山間部に作られた住宅地への足として機能するアストラムライン。そこで活躍する車両達のネグラである長楽寺駅横の車両基地上に設置されているのが、広島市交通科学館です。
そんな同館の裏手、子ども達の声の止まない広場の片隅に、役目を終えた路面電車が保存されています。



ここで保存されているのは、広島電鉄650形654です。
広島電鉄650形と言えば原爆電車として全国的に有名ですが、この654号は2006年に運用を離脱し廃車、同年7月から当館にて保存されています。



設置当初は引退時の塗装のままでしたが、現役で活躍している653号が2015年に昭和20年代の塗装に復元されたのに合わせて654号も同様の塗装へと変更されました。現在もそのまま、綺麗な状態で保存されています。

〈物件データ〉
設置場所:広島県広島市 広島市交通科学館内
公開時間:9時~17時

撮影データ:2016年3月25日17時半頃











銚子電気鉄道デハ1000形デハ1001/昭和の杜博物館

2017-02-16 | 千葉県
更新がだいぶ疎かになってしまいました…いつまで経ってもブログが長続きしなくて申し訳ないです(・・;)
ちょいちょい更新して行きたいとは思っていますので、ちょいちょい見に来て頂けると幸いです。
さて、久しぶりとなる本日は、最近保存された車両を紹介したいと思います。



以前ご紹介した、千葉県松戸市の昭和の杜博物館。同館に2016年3月より展示されているのが、今回ご紹介する銚子電気鉄道デハ1001です。



2016年2月いっぱいを以て引退した同車ですが、3月下旬に陸送が行われ、晴れて同館の保存車両の仲間入りとなりました。同年6月には整備が行われ、本格的な展示がスタートした様です。



基本的に引退時のままでの展示となっていますが、流鉄クモハ2006と同じく二分割の上での搬入となったため、接合部に痕が残っていました。



クモハ2006と並んで展示された同車。訪問時は車内の公開が行われていませんでしたが、普段は公開されているとか。
夕方には綺麗に陽が当たる姿を見ることが出来ますので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。

〈撮影データ〉
設置場所:千葉県松戸市 昭和の杜博物館内
公開時間:金~日、及び祝日 10時~16時

撮影データ:2016年10月23日14時半頃