保存車両が様々な場所で保存されているのは今までご紹介した通りですが、今回は少しばかり変わった場所で保存されている車両をご紹介したいと思います。
JR武蔵野線と北総鉄道線が交差する、東松戸駅。この駅から田舎道をしばらく歩いたところに、なんだか不思議な空間が広がります。
「昭和の杜博物館」と呼ばれるこちらは、なんと個人が運営している、“私設博物館”です。
個人が運営している博物館は全国に数あれど、実物の鉄道車両を展示しているものはあまり無いのではないでしょうか。
そんな同館に保存されているのが、流鉄で活躍していた2000形クモハ2006、「なの花」です。
2013年まで活躍していた「なの花」ですが、引退後はクモハ2006のみが当地にて保存・公開されています。
車内は引退当時のまま、懐かしい光景が広がっていました。しかし、よく見ると床に切れ込みが…?
真ん中のドア付近を見るとこの通り。実はこの車両、搬出時に一度車体を二分割し、当地に搬入後に再接合が行われています。輸送費の圧縮に繋がるなどのメリットがあるからか、たまに見かける手法ですね。
前面には引退時にかけていたサボがそのまま残っていました。
<物件データ>
設置場所:千葉県松戸市 昭和の杜博物館内
公開時間:金~日、及び祝日 10時~16時
撮影データ:2015年11月29日14時半頃
JR武蔵野線と北総鉄道線が交差する、東松戸駅。この駅から田舎道をしばらく歩いたところに、なんだか不思議な空間が広がります。
「昭和の杜博物館」と呼ばれるこちらは、なんと個人が運営している、“私設博物館”です。
個人が運営している博物館は全国に数あれど、実物の鉄道車両を展示しているものはあまり無いのではないでしょうか。
そんな同館に保存されているのが、流鉄で活躍していた2000形クモハ2006、「なの花」です。
2013年まで活躍していた「なの花」ですが、引退後はクモハ2006のみが当地にて保存・公開されています。
車内は引退当時のまま、懐かしい光景が広がっていました。しかし、よく見ると床に切れ込みが…?
真ん中のドア付近を見るとこの通り。実はこの車両、搬出時に一度車体を二分割し、当地に搬入後に再接合が行われています。輸送費の圧縮に繋がるなどのメリットがあるからか、たまに見かける手法ですね。
前面には引退時にかけていたサボがそのまま残っていました。
<物件データ>
設置場所:千葉県松戸市 昭和の杜博物館内
公開時間:金~日、及び祝日 10時~16時
撮影データ:2015年11月29日14時半頃