さて、ここからは前記事で予告した通り、石川県保存車巡りの旅にて訪問した物件をご紹介して行きたいと思います。
まず始めは、こんな車両から。
金沢駅の近辺で車を借り、そこから内陸方面に向けて南下すると、能美市に入ります。そして更に走ること十数分、目的地である「能美市立博物館」へと無事到着。
こちらで保存されているのは、北陸鉄道石川線で活躍したモハ3760形モハ3761です。
このモハ3761、かつて手取川の対岸に位置する鶴来から北陸本線寺井(現:能美根上)までを結び、1980年に廃止となった能美線でも活躍していた経歴があるそうで、2006年の廃車後はその縁で当地へと保存されました。
見ての通り非常に良好な保存状態を保っています。脇に設置されているホームからは、車内へと自由に出入りすることができ、撮影時も親子が戯れていました。
さて、このモハ3761ですが、他ではあまり例の無い、非常に興味深い展示方法がされています。それは…?
なんと、各扉を自由に開閉することが出来るのです。
この画像では前面の貫通扉のみが開いていますが、乗務員扉や、ホーム側の乗降扉、更には運転室仕切りも自由に開閉することができ、我々も慎重に扱いつつ楽しませて頂きました。
北陸鉄道の古き良き時代を垣間見ることの出来る、古めかしい電車。今日も子どもたちの歓声と共に、ゆっくり余生を送っています。
〈物件データ〉
設置場所:石川県能美市 能美市立博物館内「のみでん広場」
公開時間:9時~16時半(月曜日除く)
撮影データ:2016年6月11日16時半頃
まず始めは、こんな車両から。
金沢駅の近辺で車を借り、そこから内陸方面に向けて南下すると、能美市に入ります。そして更に走ること十数分、目的地である「能美市立博物館」へと無事到着。
こちらで保存されているのは、北陸鉄道石川線で活躍したモハ3760形モハ3761です。
このモハ3761、かつて手取川の対岸に位置する鶴来から北陸本線寺井(現:能美根上)までを結び、1980年に廃止となった能美線でも活躍していた経歴があるそうで、2006年の廃車後はその縁で当地へと保存されました。
見ての通り非常に良好な保存状態を保っています。脇に設置されているホームからは、車内へと自由に出入りすることができ、撮影時も親子が戯れていました。
さて、このモハ3761ですが、他ではあまり例の無い、非常に興味深い展示方法がされています。それは…?
なんと、各扉を自由に開閉することが出来るのです。
この画像では前面の貫通扉のみが開いていますが、乗務員扉や、ホーム側の乗降扉、更には運転室仕切りも自由に開閉することができ、我々も慎重に扱いつつ楽しませて頂きました。
北陸鉄道の古き良き時代を垣間見ることの出来る、古めかしい電車。今日も子どもたちの歓声と共に、ゆっくり余生を送っています。
〈物件データ〉
設置場所:石川県能美市 能美市立博物館内「のみでん広場」
公開時間:9時~16時半(月曜日除く)
撮影データ:2016年6月11日16時半頃