今回も前回に引き続き、北陸遠征で訪問した物件をご紹介します。
能登線の廃線跡を巡ろるため意気揚々と和倉温泉を出た一行でしたが、現在も営業している七尾線(七尾~穴水間)と並行する道をずっと走っていたため、途中で和倉温泉方面の列車を撮影する等、生きた鉄路にもちょくちょく触れつつの旅となりました。そして、今回ご紹介する物件も、現役の鉄路の隣に静かに佇む車両です。
さて、和倉温泉から車を20分程走らせると、小さな駅が右手に見えてきます。和倉温泉駅から3つ先の駅である、能登中島駅です。2面3線の中規模駅ですが、3番線は現在は使われておらず、実質2面2線の交換駅の様な感じです。
そんな能登中島駅の駅舎の脇に、小綺麗なブルーの車体がポツンと置いてあります。これこそ、今回ご紹介する、日本国有鉄道オユ10形オユ10 2565です。
オユ10形と言われても、ピンと来ない方は多いかもしれません。それもそのはず、このオユ10形は「郵便車」と呼ばれる車両であり、かつて国鉄が郵便輸送を行っていたことを今に伝える、貴重な個体です。
形式名からも分かる通り、オユ10形は10系客車のグループに属し、1957年より製造されたものの内の1両となっています。もっとも、郵便輸送自体が30年前に無くなっていますので、私も詳しいことはさっぱり。。。
側面にはお馴染みの郵便マークが描かれており、専用車であることがひと目で分かる様になっています。鉄道車両に郵便マークだなんて、なんだか面白いですね。
〈物件データ〉
設置場所:石川県七尾市 のと鉄道七尾線能登中島駅構内
公開時間:通年(車内は平日の9時~15時)
撮影データ:2016年6月11日10時半頃
能登線の廃線跡を巡ろるため意気揚々と和倉温泉を出た一行でしたが、現在も営業している七尾線(七尾~穴水間)と並行する道をずっと走っていたため、途中で和倉温泉方面の列車を撮影する等、生きた鉄路にもちょくちょく触れつつの旅となりました。そして、今回ご紹介する物件も、現役の鉄路の隣に静かに佇む車両です。
さて、和倉温泉から車を20分程走らせると、小さな駅が右手に見えてきます。和倉温泉駅から3つ先の駅である、能登中島駅です。2面3線の中規模駅ですが、3番線は現在は使われておらず、実質2面2線の交換駅の様な感じです。
そんな能登中島駅の駅舎の脇に、小綺麗なブルーの車体がポツンと置いてあります。これこそ、今回ご紹介する、日本国有鉄道オユ10形オユ10 2565です。
オユ10形と言われても、ピンと来ない方は多いかもしれません。それもそのはず、このオユ10形は「郵便車」と呼ばれる車両であり、かつて国鉄が郵便輸送を行っていたことを今に伝える、貴重な個体です。
形式名からも分かる通り、オユ10形は10系客車のグループに属し、1957年より製造されたものの内の1両となっています。もっとも、郵便輸送自体が30年前に無くなっていますので、私も詳しいことはさっぱり。。。
側面にはお馴染みの郵便マークが描かれており、専用車であることがひと目で分かる様になっています。鉄道車両に郵便マークだなんて、なんだか面白いですね。
〈物件データ〉
設置場所:石川県七尾市 のと鉄道七尾線能登中島駅構内
公開時間:通年(車内は平日の9時~15時)
撮影データ:2016年6月11日10時半頃