おかるとのヲタク日記

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true tears 最終回まで視聴した後で見直す 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Cパート

2008-05-19 | true tears
最終回まで視聴した後で見直す 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Cパートでございます。
Bパートから一転して、ちょっと凹み気味な私です。

Aパートはこちらです
Bパートはこちらです


ちょっとびっくり比呂美さん

さて、仲上家の手伝いをしている比呂美。
眞ママに、「眞一郎の洗濯物を、眞一郎の部屋へ持って行ってくれない?」と言われて、ちょっとびっくりしてますね。

9話までだったら、眞一郎の部屋に近づくことすら許されない雰囲気だったのに、いくら和解したとはいえ、比呂美にとっては嬉しい驚きだったのかも。

何をしてもエロい比呂美さん

そしてね。セミロングスカートなのに、何故に、階段を上がる比呂美はエロいのか(笑)

些細なことでも嬉しい比呂美さん

眞一郎の部屋に入って、洗濯物を置いた比呂美、なんとなく嬉しそうですね。この娘は、このくらいのことで嬉しそうって、どんだけ眞一郎のことが好きなのか……(笑)




しかし、机の上に、「雷轟丸とじべたの物語」の絵本を見つけてしまいます。
眞一郎がちゃんとすることの1つなので、当然とはいえ、比呂美には不安がよぎりますよね。10話で、自分がモデルの絵本を見たのに、今は、そちらではなく、「雷轟丸とじべたの物語」を作ってる。
そこに眞一郎が戻ってきます。
比呂美は根が真面目なのか、本人不在で部屋に入ったことがちょっと気にかかった感じで応対してますね。
・・・が、この直前、比呂美、眞一郎の机に何か戻してますね?最初、絵本を手にとって見ていたのを戻したのかと思ったけど、どうもそう大きい感じのものじゃなかったので、これ、何だったのか?
つまり、本人に断り無く、何かを見ていたことが、ちょっと気まずかったのかな?
なので、眞一郎にも、少しわざとらしく説明をしてから、部屋を出ようとします。本当は、一緒に居たいのにね。
しかし、眞一郎は、またもや地雷を踏む発言を。「昨日、交流戦見てた…」
痛いところを突かれた比呂美。「眞一郎君は、麦端踊り、がんばって」とやや、つっけんどんに言ってしまいます。この二人、相互に地雷を踏み合うのがね…(苦笑)



眞一郎は、やはり純のことを気にしている。
比呂美にとって、自分で解決できる唯一の懸念、純とのことを”ちゃんと”する後押しになってますね。(乃絵とのことは、自分では解決できることではないので)


【追記:5/20 19:00】
しろぬこさんに教えていただきました。
公園での比呂美と純のシーンは、時間軸として過去、つまりこのシーンの後に、眞一郎の部屋でのやり取りがあるとすれば、スッキリ繋がりますね。
で、下の記載は、間違ってる部分がありますが、晒しものの刑ってことで(苦笑)そのままにしてあります。
【追記ここまで】



さて、純と逢った比呂美。
いままでと、気持ちの入り方が違ってます。したがって、これまでのオブラートに包んだような言い方をせず、直球勝負しちゃいます。

「あなたが好きなのは私じゃない。あなたには、あの子以外のことはどうでもいいのよ。なぜ分からないの?」

これね。できることなら、比呂美は言いたくなかった台詞だと思うんですよ。
同じ兄妹間の恋愛感情を持つ者として(比呂美は、違ってましたが)、その気持ちを封印していなければならない辛さが分かっていて、しかも、そのどうしようも無いことを、他人から言われるのが、どんなにキツイことなのか分かっているから。
でも、もう比呂美にも、これ以上、長引かせることはできないので、言わざるを得なかったのでしょうね。

このお陰で、純も12話で、自分の気持ちにケリをつけるのですが…。



きっちり別れた直後に、眞一郎が通りかかるのは、偶然なのか、それとも、比呂美が「あの公園で…」と言っていたので、迎えに来たのか?迎えに来たにしては、比呂美の帰る方向が違うのは、アパートに帰るから?

※比呂美が横断歩道を渡っているときに停まってる車、新型プリウスですね。ちょっと嬉しい私。

眞一郎、相変わらず、比呂美を見つけただけに、デレる。素直だね。
でも、比呂美の表情が険しいことと、呆然とする純にも気づく。普通に考えると、比呂美が”ちゃんと”別れたことが伝わっただろうと思います。すると、いよいよもって、”ちゃんと”してないのは、自分だけ、ということに。
逆に、追い込まれたとも言えますね。

だからこそ、夜、絵本を描いている眞一郎。でも、眞一郎の投影である雷轟丸は、何もしないままのBAD END。心理状態が反映されちゃってます。で、こりゃいかんと、さらに描き直し。



比呂美には、純から電話。しつこい奴と思いきや「乃絵が帰ってこないんだ!」
純にとってのすべてである乃絵だからこそ、なりふり構わないで、比呂美に連絡してきたんですね。眞一郎の携帯の番号は知らないから。さて、それを受けた比呂美さん。

天使と悪魔が葛藤している比呂美さん…

一旦、住所録から眞一郎のデータを呼び出すも、ゆっくりと、携帯を閉じてしまいます。
ああ、ここの演出、いいですね。この”ゆっくりと閉じる”ってところが、比呂美の心情を端的に表している。
どのくらい、比呂美は葛藤してましたかね?
天使の比呂美は、”非常事態だから連絡しないと”
悪魔の比呂美は、”眞一郎君にだけは、絶対に連絡しちゃ駄目”

結局、比呂美は眞一郎に連絡しました。



このシーン、眞一郎のカットは、全部仲上家の外からのカットで、眞一郎本人は見えないのが、視聴者が、比呂美と同じ不安を感じ取るように演出されてますね。ええ、ええ、そりゃもう不安になりましたとも(苦笑)



眞一郎が電話にすぐ出て、夜中まで「雷轟丸とじべたの物語」の絵本を描いていたということで、まず凹む。
そして、すぐに探すと言って、電話を切ってしまわれて、さらに凹む。
眞一郎にしてみれば、絵本は”ちゃんとする”ことの1つだし、乃絵を探すことも、人として当然なんだけど、今の比呂美には、そりゃもうダブルパンチ状態ですよ……。



その頃、乃絵は鶏小屋に。
初めて好きになった彼が、しかも自分を好きだと表現してくれた彼が、(それは嘘ではないけれども)彼の最も愛する人は、私ではなかった。
その心理状態を、じべたに投影して、じべたを無理矢理飛ばしに、防波堤のところへ行きます。



眞一郎は、直感で、鶏小屋に探しに来ました。空っぽの鶏小屋で、乃絵の「あなたの翔ぶところは、ここ(=私)じゃない」が、別れの言葉であることを直感します。それ故、乃絵が防波堤に居ることを予感します。

そして、たびたび出てきた「アブラムシの唄」が、まさか、ここで、こんなに重要な意味をもって唄われるとは……


『眞一郎の心の底に………湯浅比呂美……』
『眞一郎の心の底に………湯浅比呂美……』

乃絵の感受性の鋭さは、9話の時に、一発で眞一郎の心を見抜いてしまっていたんですね。

そして、その唄を眞一郎が、聞いていたことが、最終回に繋がります……


Cパートは、きついです。やっぱり。
そして、心理的にかなりの覚悟をしないと12話は、やれないです、結果を知っていても。
最終回は、もう何十回も見てますが、12話って4回くらいしか見てないかも。


なので、ここで一旦1話に戻って、振り返ることにします。12話は、やらないわけじゃなくて、覚悟を決めてやります。



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