おかるとのヲタク日記

咲 -saki-、ラブライカ、百合、true tears、かなふみ、ガルパン

true tears 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Bパート act.2

2008-09-22 | true tears
今週末には、DVD最終巻が来ますね。
この後すぐってわけにはいかないでしょうが、BD-boxとか、ドラマCDを映像化してくれるだけでもいいのですが、理想的には、true tears Next Generation希望…(以下省略)

あと、流さんのblogで、乃絵役の高垣さんもまた、聖地巡礼されたという情報が。
比呂美(名塚さん)に続いて、乃絵(高垣さん)もまた。
うーん、何てスタッフ(キャスト)に愛されている作品なのか。だから、バンダイさん、なんとかしてくださいよ。


では、true tears 最終回まで視聴した後で見直す 第11話「あなたが好きなのは私じゃない」Bパート act.2です。



比呂美の居た部屋に入る眞一郎。
最初、これ、凹んでる自分を比呂美に慰めて欲しいというか、すがりたいというような甘えてる状態が、こういう行動を取らせたのかなぁって思ってました。
でも、凹んでるのは同じですが、ちゃんとした比呂美の行動の結果としての、空き部屋に来て、比呂美はちゃんとしてるけど、自分はどうなんだ、乃絵に「貴方は飛べる」って言われても、飛べそうもない自信喪失の自分、そんな本当に凹んでる状況なんですね。



で、true tearsは、こういう凹み状態の時にさらに、追い打ちをかけてきます。4話の比呂美さん(眞一郎でダメージ、眞ママで追い打ち)とかね。
眞パパ、麦端踊りのこと、そして、絵本のことも楽しみにしていると言う。
実際、眞パパにしてみると、素直に自分が楽しみにしてることを言っただけなんでしょうが、今の凹んでる眞一郎には、さらにダメージ。それも、眞パパというコンプレックスの対象から言われると二重にダメージ。
ここの眞パパ、歩き方が自信満々なんですよね。まあ、眞ママと比呂美の件が落ち着いたので、不安要素が無くなってるってのもあるでしょうが。
もう1つ、ここで、別に眞パパひとりで登場しても良かったんですよね。対眞一郎ダメージという意味では。
でも、眞ママと仲良く登場しているところが、ちゃんとしていない眞一郎には、さらにダメージになるようになってます。

で、丁稚どんも楽しみにしてるって言う。凹み状態の眞一郎にはきつい一言なんだけど、スルーしそうでいて、ちゃんと「がんばるよ!」とヤケクソ気味に言うところが、眞一郎が優しいところですよね。
凹んでいるけど、相手の好意もわかってるから、無下にしない。

この後の絵本で、失速するじべたと、それを見つめている雷轟丸は、両方とも眞一郎なんじゃないかと思います。
飛ぼうとして飛べない自分と、もう一人そんな自分を客観視している自分。



さて、みなさんお楽しみの、比呂美さんお風呂タイムです(笑)
存在自体がエロいと言われる比呂美さんですが、やはりそのエロさは、作画の丁寧さからも醸し出されてます。
お風呂から出て、背中のアップが見えてるものの、お尻とかは見えてないのですが、その細い腰からのヒップラインが、ちゃんと1歩1歩歩く毎の動きがあるんですよね。
だから、見えないけど、そこにヒップラインを想像できるわけで、そのあたり、エロさの根源かと思います。



で、彼女の可愛いところは、プラを見て、「!」と思い立った感じが表情に出てますよね。
お茶目な感じがします。



ここも、足のみ見えてるから、全身は想像しないよって感じですよね。ええ、想像しますとも!(笑)
さらに名塚さんの声が、エロ可愛いので、さらに相乗効果です。はい。

冷凍庫には、各種アイスが常備されているのも、アイス大好きな比呂美さんらしい。
さすがに高校生なので、ハーゲンダッツとかよりも、量優先かな。何個か入りパックが多いですね。



比呂美さん、携帯もピンクなのは、やはり自分のイメージカラーがピンクって決めてるんでしょうね。
携帯の送信者表示が朋与なので、表情も、ぱっと明るくなるのも細かい作画です。



朋与の電話は、バスケの試合の件。
比呂美さんの癖、何か間が空いた時に、何かを廻す。缶コーヒー、今回はアイス。何気に可愛いですね。

「男も引っ張り込み放題だしね?」
「うん!!!」
「えぇっ???」

これ、朋与は冗談のつもりで言ったら、「うん!!!」って、もの凄い強い肯定が返ってきてビックリって感じですね(笑)
まあ、実際引っ張り込んでるわけじゃないけど、眞一郎を部屋に入れてますからね。
それに、眞一郎とうまくいってるって、嬉しくて誰かに言いたい気分なんでしょうね。あからさまには言わないけど、こういう何気ない会話とかで、つい、ね。

朋与がお母さんに呼ばれて電話終了。お母さんって単語に、ちょっと比呂美は自分のお母さんを思い出したかな。
一人暮らしは自由でもあり、ちょっと寂しくもありますからね。

するとまた電話が。今度は送信者表示を見て眉をひそめる比呂美さん。
純からの電話。やはりバスケの試合の件。でも、なぜか謝る比呂美さん。これ、事の発端が自分が4番を好きって言ってしまったことが原因だから、やっぱりそこが起点ってのが負い目なんでしょうかね。
しかし、純としては、乃絵のためにも何とかして比呂美をつなぎ止めておかないといけない。むりやり逢う約束を取り付けます。
切羽詰まってますね。




翌日、仲上家の手伝いをしている比呂美さん。
眞ママから、「眞一郎の部屋に洗濯物持っていってくれ」と言われて、ちょっとビックリ。
いくら和解したとはいえ、部屋に行っていいって言われるのは、意外だったのかな?
眞ママからすると、もう比呂美を眞一郎のお嫁さんに、くらいの勢いですからね(笑)
それは推測なんですが、比呂美の家に眞一郎を迎えにやらせてるのって、眞ママじゃないかと思うんですよね。
きっとそういう口実でもないと、奥手な眞一郎は比呂美の処に行かないだろうと予想しているんじゃないかと。
で、無理矢理な口実として、迎えに行ってこい!と眞一郎に言っている感じ。
眞一郎も比呂美のところに行くのに、口実がある方が行きやすいですからね。



階段を上がって2階に行くシーンも相変わらずエロいですよね。

眞一郎の部屋の前で、「あのっ」って言う比呂美さん。なんだか緊張してる。
眞一郎の部屋には、すでに一度入っているから、そんなに緊張しなくてもって思うけど、このあたり、初初しいですよね。



洗濯物を置くだけで、なにか嬉しそうな比呂美さんですが、しかし、机の上に見付けた絵本は、
「雷轟丸とじべたの物語」
前に一度入った時には、私(がモデル)の絵本だったのに……。
これは、ちょっと不安になりますよね。鶏のモチーフは乃絵と直結しますからね。
「ちゃんとするから」と言ってくれたのに、乃絵の絵本を作ってる。まさか、ちゃんとするってそういうこと?
そんな不安がグルグルと廻りますよね。いや、当時視聴していた私も含めてですが。



そこへたぶんトイレに行っていた眞一郎が。
何かを手に取っていた比呂美さん、慌てて机に戻して、取り繕います。
絵本が気になる比呂美さんと同様、純のことが気になる眞一郎。
交流戦見てた、という眞一郎に、「眞一郎くんは、麦端踊り、頑張って」
とちょっとぶっきらぼうに言う比呂美さん。純のことを訊かれるのは、ちょっと嫌なんでしょうね。



ここ、ちょっと可愛いなと想います。眞一郎をわざと見ていない(笑)

でも眞一郎はそう言われても、きになるわけで。
「あいつ…」
「うん、…あの公園で…」

ここの後、公園のシーンになるわけですが、ここ、時系列が過去に戻ってるんですよね。
blogのコメント欄で教えてもらうまで、ずっと違和感だったんですよね。
true tearsお得意の、前振り無しに過去のシーンを挿入するという。



比呂美が「私のために、嬉しかったし」というのは、本当の気持ちでしょうね。
バスケット好きとして。

でも、それはそれ。今度は私の用を言うわね。

それでも何としても比呂美をつなぎ止めておきたい純に、遂に本当のことを言います。
「あなたには、あの子以外のことは、どうでもいいのよ」
核心ですね。そして、ここで言うどうでもいいの中には、純自身も含まれている。

「なぜ分からないの?」
本当は分かっていたけど、どうにもできないことだから、目を背けてきたんですよね。
でも、比呂美さんにズバリ指摘されてしまい、どうにも逃げ場を失ってしまいました。



それは、その後、呆然と立ちすくむ純の描写でわかりますね。

それをたぶん、比呂美を迎えに行ってこいって言われていただろう、眞一郎が目撃。
純と逢っていたってことが、ひっかかって、さっきの質問だったんでしょうね。
でもそれは、純との完全な決別のシーンだったのですが。
しかし、ホント、眞一郎は比呂美を見かけるだけで、愉しそうになる、なんて分かりやすいんだ。
それが分かっていればなぁ。この後の12話で動揺しなくて済んだのに。

夜。眞一郎の絵本は何というBad End。でも、現状の眞一郎をまさに反映した絵本になっちゃってます。



一方、もう眠りにつこうとしていた比呂美さんに電話が。
送信者表示をみれば、純から。「もう話すことは…」という比呂美さんに、なりふり構っていられない純の声が。
「乃絵が帰って来ないんだ…」



事態が事態なだけに、一通り話を聞き、そして、眞一郎にも探してもらうように連絡を頼まれる比呂美さん。
携帯のアドレス帳には、あの歯磨き事件の画像が。
この娘さんの眞一郎好きっぷりは、素晴らしいものがあります。
でも、この話の流れで、この映像を見せられると、視聴者心理として不安になりまくりです。



そして、携帯を閉じてしまう比呂美さん。この時、彼女の心の中の葛藤は、もの凄いものがあったんでしょうね。
どのくらい葛藤していたか、でも、比呂美さんは人としてまっとうな行動を取りました。
それはそれでちょっと切ないのですが。

眞一郎に電話すると、眞一郎は起きていて、しかも絵本を描いていた。
しばらく間があって、「雷轟丸とじべたの物語」とぽそっと言う比呂美の声に、「え?」と言う眞一郎。
これだけで、まさに比呂美の予想が正解だったわけで、またいっそうブルーな気持ちになってしまいます。




乃絵が帰宅していないことを知らされると、すぐに探しに出かけてしまう眞一郎。
「しんいちろ」で切れてしまって、トーン音のみになるのがさらに切ないですよね。
いや、冷静に考えれば、眞一郎の行動もまた、しごくまっとうなんですが、比呂美さんにも、視聴者心理にも、もの凄い不安が。

ここの髪を縛って、肩から降ろしている比呂美さんが、また可愛いだけに、一層切ないですよね。



純も眞一郎もあてどもなく探すわけですが、そうそう見つからず、そして、比呂美さんの心中には、爆発的な不安の渦が。



乃絵は鶏舎の中にいました。
「やっぱりお前(じべた)の気持ちはわからないわ」
中にいたのは、じべたの気持ちを知るためでしょうか。
じべたは飛ぼうとしないことの象徴ですが、乃絵がその気持ちを理解しようとしているのは、自分も飛んではいけないっていう心理でしょうか。
この場合の「飛ぶ」は、自分の気持ちに従って、眞一郎にもっと好きだと訴え、結果的にですが、眞一郎の中の比呂美への気持ちを、自分に向けさせたいってことかなーと思います。
でも、きっともう一人の理性的な自分が、「眞一郎の好きなのは比呂美」なのだから、諦めるのよって言っている、そんな葛藤状態なんだろうなぁと思います。
さらに単なる片想いではなく、乃絵と眞一郎はある種の好意を相互に持っていますから、話がややこしいというか、簡単じゃない。



そんな自分の気持ちの葛藤を、じべたに投射した行為が、「じべたを飛ばせてあげる」という行為ではないかなぁと。
それだけ眞一郎への気持ちが強いってことなんでしょうね。
乃絵は最終回で、知らないことは罪って言ってました。
眞一郎の比呂美への気持ちを知らなければ、純粋に自分の好きだって気持ちを眞一郎にぶつけられる。
でも、今は知ってしまった。でも、やっぱり好き。
このどうしようもない状態は、それまでの乃絵が経験したことの無い状況だったのではと思います。



眞一郎は、乃絵が居そうな場所=鶏舎にやってきました。予想通りでしたが、乃絵とじべたは居ない。
こと、ここに至って、乃絵の堤防での言葉の意味を理解した眞一郎。

ここも、放映当時、ここでそれを思い出すってことは、まさか、そういう結末へ向かってしまうの?って思いましたですよ。



そして、堤防で見付けた乃絵の口からは、



「眞一郎~の心の底に………湯浅比呂美………」

あぶらむしの唄は、眞一郎が好きっていう表現の1つだと思うのですが、その唄のラストに、「湯浅比呂美」って言う表現をする乃絵って凄いなぁと思います。
眞一郎のことが好きで、好きだからこそ、眞一郎の心の底も、分かってしまって、そこに居るのは湯浅比呂美。
ここのシーンの乃絵の表情が、もの凄く穏やかな表情のように見えるのは、やっぱり比呂美が眞一郎の心の底にいるのね、って自分で確信したからかなぁと思います。

ああ、でも乃絵の心理状態ってやっぱり難しいですね。
岡田さんじゃないと、完全には理解できないような気が(苦笑)


そして、いよいよ来ちゃいましたね、12話が。
実は、あまり再生していないので、じっくり見ないといけないですね。10話と13話はもう何度見たかわからないですが、12話は4回くらいしか見ていないような気が(苦笑)



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