true tears ドラマＣＤです。
（実は、このジャケットのイラストの比呂美がちょっと残念な感じなのが、ね…）
で、ですねぇ。結論から言えば。
このＣＤ、とにかくtrue tearsのファンなら、どのヒロインが好きか、じゃなくて、true tearsが好きなら、買っておくべきだとおもいます。TVシリーズの補完がうまくなされています。咲 -saki- のＣＤもそうだったけど、最近のドラマＣＤって、良くできてるなぁ。
●Track01：比呂美の場合
比呂美セクションは、比呂美が、比呂美の周りに起こっていること、起こったことを噛み締めている、そんな感じになっています。
まあ、比呂美が周囲に顰蹙を買うくらいにイチャつくってことは彼女の性格上あり得ないので、こういう感じになりますね。
（イチャイチャぶりは、流さんの本で補完できますし（笑））
シリーズ全般を思い返すシーンが少しずつ、ちりばめられてます。今、まさに見返すシリーズをしていると、かなりオーバーラップしますね。
比呂美の立ち位置が、めぞん一刻の五代君になってるなぁと。
めぞんでは、管理人さんの心の中には最初の旦那さんが消えることはないけれでも、それも含めた管理人さんが好き。
比呂美の場合は、乃絵のことが心の中にある眞一郎が好き。今の（13話以降）の比呂美は、乃絵のことを拒絶するのではなくて、自分の気持ちの中で昇華させているってことなんでしょうね。
それにしても、これを聞いて、眞ママがシリーズ序盤で比呂美を疎ましく思っていたのは、比呂美その人ではなくて、やっぱり眞パパや比呂美ママとのことが関係していたんだなぁと、より一層確信しましたよ（笑）
いや、直接的にそういう発言があるわけじゃないですけどね。
にしても、やっぱり着々と、仲上のお嫁さんの道を進んでいる比呂美さん。
眞一郎は相変わらずのほほんとしていますが、眞ママが着実に外堀を埋めているなと（笑）
久々に聞く、比呂美Ver.の名塚Voiceはやっぱりいいなぁ。ぐっと来るものがあります。
あと化学の先生は、堀川Ｐなのか（笑）
で、直接的なイチャつきは無いのですが、12:35あたりで、かなり妄想できるようになってます。
ええ、妄想しましたよ、ここは！！（笑）ここは、眞一郎からだろう、やっぱり。
●Track02：雪解けの時
愛ちゃんと三代吉のお話。
TVシリーズ12話～13話の補完です。
いいね、いい。比呂美が待つ女なら、三代吉は待つ男です。
そして、愛ちゃんは、姐さん気質なんだね。
この二人もまた、お似合いというか、良い組み合わせです。愛ちゃんが消去法で三代吉を選らんだわけじゃない、三代吉が心の中で、大切な位置を占めていたからなんですね。
…にしても。
良いお話なのに、眞一郎ってば、可愛そうに（笑）
三代吉なら、やりかねん。いや、本当に思い込んだら、行動しちゃうタイプだからなぁ。
眞一郎、ご愁傷様です（笑）
三代吉が、時々、ガンダム００のアレルヤとかぶったですよ。
●Track03：いつか飛ぶ空
乃絵のお話。
TVシリーズ13話Ending前後のお話。
Endingで乃絵の友達になっていた女の子が、桜子ちゃんと日登美ちゃんという名前であることが判明。
こちらもまた、６話～７話とかを想い出せるシーンもあったり。
乃絵にアプローチするとしたら、眞一郎のようなタイプか、桜子のような超ポジティブなタイプじゃないと。
それから純が、気持ちに踏ん切りを付けて東京に行けたことも明らかに。
乃絵も”ちゃんと”していたわけですね。
しかし、確かに、乃絵って面白いよね。桜子の気持ちが分かる気がします。
■やっぱりＯＶＡとか作ってよ
これ、シナリオはこのままでもいいから、映像を作って欲しいなあって思ってしまいます。
もう仮に生産枚数が少なくて、１枚１万円になってしまってもいいから（ほんとは良くないけど）
そのためって訳じゃないですが、
「第12回文化庁メディア芸術祭」に、「true tears」を推薦しましょう。
文化庁メディア芸術プラザ
左下に、作品推薦っていうのがあります。詳細はこちらをクリックして、推薦ページへ。
フォームなっています。
ジャンルは ●アニメーション を選択。
作者名は、「true tears製作委員会」で良いでしょう。
推薦理由は、美術の部分、動きや仕草でキャラクターの感情を魅せるといった、アニメの原点に立ち返った技術、キャラクターの繊細な心の機微の表現っていったあたりをうまく書けば良いかと。
あなたの名前 は、ハンドル名じゃなくてちゃんと氏名を。おふざけではいけません。本気で。
true tears ドラマCD (amazon)
