外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

たまにはまじめな書評。

ちょっと必要に迫られて、プロジェクトマネジメントの本を探していたので、購入。
この人、電通で10年やってからフリーになったのか。
電通はゴミ企業ですが、ちゃんとしている人もいるでしょうし、そこでのノウハウは役に立つものも当然あります。

結論から言えば、買って損はしないです。
プロジェクトマネジメント、と一口に言っても、そのプロジェクトの規模、難易度、納期、環境は千差万別です。
そして、プロジェクトをリードする人が、この本を読むと思いますが、その人に与えられる権限の度合い、
会社の風土、それもまた千差万別です。

ですから、１つの項目をして、それは違うとか言っても、意味がありません。

この手の本は、記載されている項目のうち、いくつか、自分の環境、状況に当てはまると思われるところから
取り入れ、実践していけば良いのです。

馬鹿正直に全部やったら、下手したらクビ、左遷になりますからね。


文章も作りもオーソドックスです。
偉そうに何言ってやがる、という反論のために、過去の様々な人物や事例を引用することで、論理を補強
もっとも伝えたい部分には、マーカーでマーキングして目立たせる
項目のタイトルは、完結に、目立つようにしてある


ちなみに、うちの会社に当てはめると、ほとんでできて無くて草。
まあ、うちの会社は、プロジェクトマネジメントなんて、根性論だったりいい加減だったりですからね。
ちゃんと、マネジメントしているとは、到底思えないですわ（苦笑）