迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

楕円形の個性派機械式カメラ Minolta A-2

2021-02-23 17:16:50 | Classic Camera

千代田光学精工(のちのミノルタカメラ、現コニカミノルタ)の距離計連動レンズシャッター機Minolta A-2です。1955年に発売されたカメラですので、今から65年前のカメラということになります。距離環のところには、OSAKA JAPANという銘が入っています。

 サイズ   135判(35mmフィルム)
 レンズ   CHIYOKO ROKKOR 45mm F3.5(3群4枚)
 シャッター Citizen MXV B,1-1/400
 焦点調節  距離計連動式
 フィルム供給 一操作レバー式セルフコッキング巻止

上から見ると楕円形に見えます。なかなか個性的な姿です。


レンズは、CHIYOKO ROKKOR 45mm F3.5、文献によると3群4枚とのことです。絞りがF8の時に星型の形になります。

 

Minolta A-2には45mm F2.8のレンズ付きもあるとのこと。そちらは何とレンズ交換できる機種で、100mmの交換レンズが用意されていたそうです。今回紹介した機種はレンズ交換ができない機種のようですが、実はレンズを捻ると、レンズが外れます。Minolta A-2はビハインドシャッターですので、レンズが全群そのまま外れました。そのうち、このレンズを使ってデジタルで撮影してみたいと考えています。はたしてどんな写りをするのでしょうか。


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