オリンパスのハーフ判レンズシャッターカメラPEN-Dです。
最高級のペンを目指して、1962年発売開始されました。コンパクトなボディーの中に、F1.9の高性能大口径レンズ、高速1/500秒シャッター、LV値直読式内蔵露出計などを詰め込んだ「プロ仕様のペン」でした。(オリンパス株式会社のHP※の記載による)。
※https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/pen/pen-d/(2023/01/08アクセス)
型式 :135判(35mmフィルム)レンズシャッターカメラ
レンズ :F. Zuiko 3.2cm F1.9 (4群6枚)
焦点調整 :目測式、直進 Helicoid 0.8m~無限 ダブルクリックストップ付き(3m,1.2m)
ファインダー :アルバダ式ブライトフレーム 0.5倍
シャッター :コパル#000 B. 1/8 -1/500 秒 X接点 ドイツ型シンクロソケット
フィルム送り :リヤー・ワインディング・システム
セルフコッキング、自動巻止、二重露出防止、二重巻上防止
露出計 :セレン光電池、単独LV値 直読式
フィルム感度:ASA 10~ASA400
裏蓋開閉 :裏蓋取外し式
重量 :約420g
フィルム装填は、底部の大型ノブを立てて回して下に引くと、裏ブタと本体が分離するという、クラシカルなスタイルです。以前にも取り上げたPEN-SやPEN-EESと同様の機構です。
大きなレンズと黒枠のファインダー部が、できるカメラの雰囲気を醸し出しています。風格がありますね。