8mmシネフィルムカメラ用のDマウントの標準レンズ、CINE-S.ARCO 13mm F1.4です。
ペンタックスQ7につけると、35ミリ判換算で約60mmの画角となります。かなり明るい標準レンズとなります。外観は小さな白黒のスクエアパターンが特徴です。
ARCOのDマウントレンズといえば、以前にCINE-ARCO 0.5inch F1.8を紹介しましたが、それとは外観がかなり異なります。CINE-ARCO 0.75inch F1.8は「ぐるぐる、そしてホアホアなレンズ」と紹介しましたが、今回のレンズCINE-S.ARCO 13mm F1.4は、絞り開放でも周辺は少しボケますが、中心はしっかり解像しています。
F5.6まで絞れば、周辺含め全体がしっかり解像します。
近接撮影では、周辺は口径食が出て、少しだけ背景のボケが回っているように見えます。
条件によっては、もう少しグルグルが目立ち、なかなか面白い絵が得られます。
いずれもPENTAX Q7+CINE-S.ARCO 13mm F1.4
絞りを変化させることで、しっかりとした描写から、グルグルまでいろいろと楽しめます。なかなかバランスのとれた明るい標準レンズというところでしょうか。