岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

院生ママが増えている

2006年04月15日 | Weblog
院生ママが増えていると思う。確実に。私のブログにも「院生ですが、そろそろBABYを考えてます」とか「院生でBABY授かりました」というコメントなどが届いている。

そういえば私の妹も院生で主婦なのでそのうち・・・なんてこともあるかもしれない。

そういう話をとある院生に話していたら、以前海外の学会へ行ったときに「託児所サービス」があったという話を伺った。その院生は自分が所属する日本の学会でも「託児所サービス」が必要だと提案し、それを実行されたそうな。結果…希望者ゼロで1年で終わったらしいが。

それでもこの制度素晴らしいと思いません?もし私が運営に携わる立場だったらぜひやってみたいと思う。ちなみに私が所属している学会は日本教育工学会、日本教育メディア学会、異文化間教育学会である。

あれ…このうち2つの学会は今年本学で開かれるような…こ、今年はまだ息子がゼロ歳なので…むりっす… (^ ^;) 

出産後の初出勤&息子の初保育園

2006年04月15日 | Weblog
出産後初めての出勤をした=息子が始めて保育園に行った。

息子は午前中きわめて機嫌が良く、保育士さんに抱かれて笑顔で見送ってくれた。私は後ろ髪をひかれる思いで出勤したが、授業を始めると息子のことは忘れてしまう。いや、忘れたと書くと「薄情な母親!」と思われそうだけど、授業に集中しているので「むすこ、どうしてるかな?」とは思わなかった…。やっぱり薄情かな。

でも授業が終わるとむずむずしてすぐに保育園に電話をしてしまった

「元気にしてますでしょうか?」と私。
「小さいながらに雰囲気の違いを感じているのか午前中はほとんどミルクを飲んでくれなくて、午後には飲んでくれましたけど…」と保育士さん。
「えっ・・・

普段は母乳だけれど明らかに飲んでいる量が少なかった。あせって、猛ダッシュで駅まで走る。さすがに電車の中では落ち着くしかないのでじっとしつつも携帯で乗り換え案内をつかって何時に家に着けるかを計算していた。

必死に携帯に向かってかちゃかちゃやっていて、ふと顔を上げるとある人と目が合った。昨年授業を担当していたクラスの学生であった。彼女とは就職活動の話を聞いたことがきっかけで、私が彼女の目指す業界の人を紹介したりと、授業が終わった後も連絡を取っていた。「やー!ひさしぶりっ」と息子のことを気にしつつも電車の中で盛り上がった。彼女は希望する業界の大手の会社に希望通りみごと合格していた。絶対やるなと思っていたけど、本当にやった。こういう話を聞くと本当にうれしくなる。おめでとう。

そんなこんなで電車の時間はあっという間。保育園へと向かおうとする、と夫から電話がかかってきた。「いま、保育園にいるから一緒に連れて帰ろう」とのこと。夫も息子のことが気になっていたようで早めに帰ってきたようで、二人でお迎えに行った。

保育園につくと息子は保育士さんにオムツを替えられていた。私が「ママだよー。帰ってきたよー」といって駆け寄ると…彼は「きょとん」としていた。どうやら私のことを忘れていたらしい…

息子よー薄情やん!(親子揃って??)

と思いつつもむぎゅっと抱きしめ連れて帰った。それにしても、車の中でも息子は「あれ?つぎはどこに行くの?」みたいな感じでまだ ぽんやり としていた。状況を飲み込めていない感じだった。

が、家に連れて帰るといつもの元気な息子に戻り、私のことも思い出し(!?)「遊んでくれー」と甘えるようになってきた。一安心。

保育士さんもいい方だったし、これからも週1度は保育園でがんばってもらおうかな。私の仕事に協力してくれてありがとう。息子。