やっと年賀状の投函が終わったと思ったら、娘夫婦が帰ってきました。
賑やかな年の瀬、お正月、ありがたいことです。
結局、年賀状作業が再開できないまま零時前にTV、すぐに始まったのが“人類誕生・未来編”の第1集。
面白くてついつい第3集の途中、2時過ぎまで見てしまいました。
一番のへえ!は、私たちホモ・サピエンスは力の弱い種だけれども、協力し合うという特性を持っていたということでした。
人類史上の大逆転劇
私たちホモ・サピエンスには、かつてヨーロッパで独自の進化を遂げた最強のライバル、ネアンデルタール人がいた。
プロレスラーのような屈強な体をもつネアンデルタール人は家族単位で生活し、勇猛果敢に狩猟して生きていた。
一方、きしゃなホモ・サピエンスは弱かったゆえに大きな社会集団を構成し、集団同士でも協力し合いながら生き残り、勇猛果敢故にネアンデルタール人は絶滅し、人類史上の大逆転劇が起こった。
脳の重量はネアンデルタール人が1割以上大きいけれど、ホモ・サピエンスは前頭葉と頭頂葉を発達させてきた、種の保存のために弱さを補う知恵を発達させてきたんですね。
協力し合うという特性もその知恵の一つだったんでしょうね。
箱を開けようとしている人形を邪魔しようとする人形と、協力しようとする人形のどっちが好きか赤ちゃんに選ばせる実験では、97%以上の赤ちゃんが協力する人形を選んだのは驚きでしたが、ホモサピエンスの特性が象徴的に表れているんですね。
でも、なぜ殺し合いや戦争が
でも、協力し合うという特性を持ちながらなぜ殺し合いや戦争をするのでしょうね?
数万年前の遺跡からは、頭蓋骨に大きな穴が開いていたり、ぐしゃぐしゃに壊れた頭蓋骨が多数発掘されており、石斧で殴り合った、戦争をしていたのだと。
その原因への言及はなかったように思いますが、一方では協力し助け合いながら、一方で殺し合い戦争をする、太古から矛盾に満ちた存在だったんでしょうか?
女性は愛に満ちた存在だから、女性が意思決定権をしっかり握ることで戦争回避の世界を招くことができるのではないか、そんなことを思ってきましたが、果たしてそうなんでしょうか。
人口がさらに増えるのも地球規模での困難を抱え込むことになりますが、一度、地球的規模で女性が意思決定権を持つ社会を実現させてみたい、そんなことを夢想した年の瀬でした。
新しい年、笑顔が広がる争いのない地球に一歩でも近づけたいものです。
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今年もまた、様々な刺激をいただきますよう、宜しくお願いいたします。
新庄の地、草や木は放任気味ですが、一層輝く場所になるよう、心をこめたいと思っています。