見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

小国寡民

2020-07-01 23:07:25 | 持続可能社会

やっと?投入量を超える収穫ができました。

新庄の畑のジャガイモ、秋収穫と春収穫を作り続け、4作目にしてやっと、種芋以上の収穫に(^^;;
いくら自然農的に作ってるとはいえ、さすがに種芋以下の収量はへこみます(><
畑の土が少しは良くなってきたということでしょうから、大いに喜ぶことにしましょう(*^^*)

「小国寡民」まさに島根
今日の地元紙、「コロナ×哲学」とのテーマで、「山陰の、世界の、生き方を見つめなおす」というインタビュー記事のトップバッターとして内田樹が登場しています。
内田樹のものの見方、考え方にはとても共感でき、いつも示唆を受けながら著作を読んでいます。
今日の記事、捉え方が少し違うと思うところもありますが、特に、教育論、地方論、政治単位の考え方など、まさにその通りだ!と。

教育論では、「自分で物事を判断し、いくつもの選択肢から最良のものを直感的に選び取れる賢い子どもを育てないといけない。『皆がやっているから』『大人がそう言うから』という子どもは生き残れないだろう」
内田先生が唱えてきた教育論、学び方論なのですが、大きく価値観が変容せざるを得ない今こそ、必須かな?

地方論では、「一極集中はリスクが大きすぎる。『不要不急の人は都市に住まず、地方に離散する』がとりあえず最適解だ」
政治単位では、「都道府県単位で基幹的なものを自給自足できるようにすること。今後は人々が静かに、安全に暮らせる政治的単位が選好されるようになるだろう」
そして、老子は「小国寡民」を理想にしたと。

現職時代、市町村合併を推進し、後に臍を噛むような思いを味わいました。
経済優先、効率化は“人の誇り“を減耗させてしまうよなあと。

“身土不二”という言葉があります。
生まれた大地に根を張った生き方、前時代的かもしれませんが、そこにはコロナに振り回されない暮らしがあるのかもしれません。

島根って、このすべてが備わっている、時代の最先端ですね。

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小国寡民

2020-07-01 23:07:25 | 持続可能社会

やっと?投入量を超える収穫ができました。

新庄の畑のジャガイモ、秋収穫と春収穫を作り続け、4作目にしてやっと、種芋以上の収穫に(^^;;
いくら自然農的に作ってるとはいえ、さすがに種芋以下の収量はへこみます(><
畑の土が少しは良くなってきたということでしょうから、大いに喜ぶことにしましょう(*^^*)

「小国寡民」まさに島根
今日の地元紙、「コロナ×哲学」とのテーマで、「山陰の、世界の、生き方を見つめなおす」というインタビュー記事のトップバッターとして内田樹が登場しています。
内田樹のものの見方、考え方にはとても共感でき、いつも示唆を受けながら著作を読んでいます。
今日の記事、捉え方が少し違うと思うところもありますが、特に、教育論、地方論、政治単位の考え方など、まさにその通りだ!と。

教育論では、「自分で物事を判断し、いくつもの選択肢から最良のものを直感的に選び取れる賢い子どもを育てないといけない。『皆がやっているから』『大人がそう言うから』という子どもは生き残れないだろう」
内田先生が唱えてきた教育論、学び方論なのですが、大きく価値観が変容せざるを得ない今こそ、必須かな?

地方論では、「一極集中はリスクが大きすぎる。『不要不急の人は都市に住まず、地方に離散する』がとりあえず最適解だ」
政治単位では、「都道府県単位で基幹的なものを自給自足できるようにすること。今後は人々が静かに、安全に暮らせる政治的単位が選好されるようになるだろう」
そして、老子は「小国寡民」を理想にしたと。

現職時代、市町村合併を推進し、後に臍を噛むような思いを味わいました。
経済優先、効率化は“人の誇り“を減耗させてしまうよなあと。

“身土不二”という言葉があります。
生まれた大地に根を張った生き方、前時代的かもしれませんが、そこにはコロナに振り回されない暮らしがあるのかもしれません。

島根って、このすべてが備わっている、時代の最先端ですね。

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