今日は1929年に人類が経験した最悪の恐慌「大恐慌」の記念日。
記念日の呪縛のように、今日の急激な円高・株安!
日経平均は前日比811円安(9.6%安!個別銘柄じゃなくて指数ですよ~@@;)の7649円と、2003年4月28日のバブル崩壊後の最安値7607円まであと42円!
爪の先でかろーじて引っかかっているような。ひょえ~(((@@)))
香港のハンセン指数も8.3%安。
でも、もっとビックリだったのが円高。
これを書いているロンドン時間帯では対米ドルで91.19円。
昨日の終値97.32円から比べて6.3%の円高(((@@)))
株の個別銘柄じゃなくて為替ですよ~@@;;
為替市場の取引額は市場参加者の多さにより(プロアマを問わず個人・法人からファンド、果ては国家までありとあらゆる参加者が)、どんな金融市場より断トツに大きいわけで、実体経済への影響力は株とは比べられません。(その分、株は先行指標として、すごくインパクトがありますよね。現に大恐慌も株価の暴落が引き金に)
この調子で欧米時間帯に90円を試せば歴史に残る日になるかも?
・・・と言ってる間に90.01円をつけ、今92.17円まで戻してます。
さすがに買い疲れ?それとも体制を整えてさらに腰の入った買い出動≧▽≦?
日本里帰り時のクレジットカードの支払請求がとっくに来ていて
(つまり為替が確定してて)よかったぁ~♪
いつも旅行の後、追いかけるように(ときには抜かれたり!)請求書が来ていて、旅の余韻もいっぺんに吹き飛ぶってもんだったのですが、今回に限ってはお早い請求、ウェルカムですよ~、VISAさん♪
個人的には今年1月からジャパン・ブルとなり(それまでは単なる「キウイ・ベア」(NZドルに弱気)という意味)、12年ぶりに円買いを始め、ごく親しい友人にも珍しく強力に、円買い推奨をしてたのですが(ワタクシ、普段この手の話はしません)、3月以降、
「80円もありかな~」
と思い始め、ここからは人により見方が大きく分かれるのでむしろ黙ってきました。(一応ココでは公開してきましたが)
流れとしては思惑通りなものの、ここまでのきりもみ状態は、
「年末の資金手当ての見込みがもっと深刻になってきてから?」
と思っていたので、早かったですね~@@;
もう金融に限ってはクリスマスを越えて年越し資金の手当てにかかってるってことなんでしょうか?
各国政府の金融支援策の期限がこれだけ年末を跨いでるというのに、それだけじゃ心許ないんでしょうね。(確かに財政赤字国が空の約束手形をバンバン切っているようなもので┐(  ̄ー ̄)┌)
と言っているうちにNZドル、50.10円ですってぇ;;;*▽*;;;
昨年までの超人気「高金利・資源通貨」、今や眉をひそめられそうな「リスク通貨」(中身は一緒なんですが´ー`ゞ)、相変わらず激しい!
でもこの水準、ワタクシが突然NZ移住を心に決め、夫に文句を言われつつ有り金全部でNZドルを買い始めた2001年前半の水準と一緒!こうして歴史は繰り返されるんですね~。金融サイクルの妙を感じます。ちなみに最安値は2000年10月の41円台です。
30円台に入ったらNZドル買いに転じたいと思います。 (鬼?´。`ゞ)
こんな最中、夫は隣であれこれ伊勢旅行の手配中。
「お伊勢参りをしたことがない」という姑を、11月の帰国時に招待しようというわけです。
(今回のお伊勢参りのときに大雨の中で執り行われていた「大草庖刀式」→)
(←刀のように長い包丁で古式にのっとり鯉をさばいていきます。こんな平安貴族みたいな衣装と刀の組み合わせが意外でしたが、高度な技の典雅な儀式でした)
「なにもこんな円が90円割れそうな日にしなくても・・・」
というワタクシの意見になど耳も貸さず、朝食付の激安ホテルプランを見つけたとかで、さっさとカード決済してますよ。
いよっ、孝行息子(≒マザコン)!
(個人的に最も感動したのが犠牲になってくれた鯉に花を捧げる場面。
万物を慈しむ古来の日本人の姿がなんとも自然で、嬉しく思いました→)
(←慈しみは物にまで。汚れた庖刀を清めるところ。
海外で暮らして初めて日本人の「物を大切にする心」に気づきましたが、その象徴のような場面)
こんな金融激動時代にあって、戦中戦後と苦労してきた両親世代の戦中派がしっかり年金を受給でき(先のことはわかりませんが)、海外旅行でも、ちょい贅沢な舶来品(この世代ですから)の買い物でも、円高差益の中で多少なりとも余裕をもってできるのなら、
「それもいいかな~」
と思います。
彼らのがんばりと忍耐がなければ戦後の奇跡的な復興もなかったわけで、すべての社会基盤が整いつつあった東京オリンピック直前に生まれたワタクシのような世代は、本当に恵まれていたわけですからね。
自分の小さな人生くらいは、自力で切り開いていかなければ・・・
そして、その後姿を次世代に見せていかなければ・・・
なーんて、ちょっと真摯に想ったりしている記念日ですっ!
PS しかし10月っていうのは荒れますねぇ。
ブラックマンデーは1987年10月、アジア通貨危機の香港株の大大大暴落も1997年10月下旬。あの時はまだディーリングルームにいましたが、さすがに手仕舞っていて、ただただ株価と金利を食い入るように見ていました。
「あ~、これでリストラだなぁ。そうなったら水彩画でも習おうか?」
などと思いつつ・・・。10年ごとの恐慌サイクル、現代も生きてる?
記念日の呪縛のように、今日の急激な円高・株安!
日経平均は前日比811円安(9.6%安!個別銘柄じゃなくて指数ですよ~@@;)の7649円と、2003年4月28日のバブル崩壊後の最安値7607円まであと42円!
爪の先でかろーじて引っかかっているような。ひょえ~(((@@)))
香港のハンセン指数も8.3%安。
でも、もっとビックリだったのが円高。
これを書いているロンドン時間帯では対米ドルで91.19円。
昨日の終値97.32円から比べて6.3%の円高(((@@)))
株の個別銘柄じゃなくて為替ですよ~@@;;
為替市場の取引額は市場参加者の多さにより(プロアマを問わず個人・法人からファンド、果ては国家までありとあらゆる参加者が)、どんな金融市場より断トツに大きいわけで、実体経済への影響力は株とは比べられません。(その分、株は先行指標として、すごくインパクトがありますよね。現に大恐慌も株価の暴落が引き金に)
この調子で欧米時間帯に90円を試せば歴史に残る日になるかも?
・・・と言ってる間に90.01円をつけ、今92.17円まで戻してます。
さすがに買い疲れ?それとも体制を整えてさらに腰の入った買い出動≧▽≦?
日本里帰り時のクレジットカードの支払請求がとっくに来ていて
(つまり為替が確定してて)よかったぁ~♪
いつも旅行の後、追いかけるように(ときには抜かれたり!)請求書が来ていて、旅の余韻もいっぺんに吹き飛ぶってもんだったのですが、今回に限ってはお早い請求、ウェルカムですよ~、VISAさん♪
個人的には今年1月からジャパン・ブルとなり(それまでは単なる「キウイ・ベア」(NZドルに弱気)という意味)、12年ぶりに円買いを始め、ごく親しい友人にも珍しく強力に、円買い推奨をしてたのですが(ワタクシ、普段この手の話はしません)、3月以降、
「80円もありかな~」
と思い始め、ここからは人により見方が大きく分かれるのでむしろ黙ってきました。(一応ココでは公開してきましたが)
流れとしては思惑通りなものの、ここまでのきりもみ状態は、
「年末の資金手当ての見込みがもっと深刻になってきてから?」
と思っていたので、早かったですね~@@;
もう金融に限ってはクリスマスを越えて年越し資金の手当てにかかってるってことなんでしょうか?
各国政府の金融支援策の期限がこれだけ年末を跨いでるというのに、それだけじゃ心許ないんでしょうね。(確かに財政赤字国が空の約束手形をバンバン切っているようなもので┐(  ̄ー ̄)┌)
と言っているうちにNZドル、50.10円ですってぇ;;;*▽*;;;
昨年までの超人気「高金利・資源通貨」、今や眉をひそめられそうな「リスク通貨」(中身は一緒なんですが´ー`ゞ)、相変わらず激しい!
でもこの水準、ワタクシが突然NZ移住を心に決め、夫に文句を言われつつ有り金全部でNZドルを買い始めた2001年前半の水準と一緒!こうして歴史は繰り返されるんですね~。金融サイクルの妙を感じます。ちなみに最安値は2000年10月の41円台です。
30円台に入ったらNZドル買いに転じたいと思います。 (鬼?´。`ゞ)
こんな最中、夫は隣であれこれ伊勢旅行の手配中。
「お伊勢参りをしたことがない」という姑を、11月の帰国時に招待しようというわけです。
(今回のお伊勢参りのときに大雨の中で執り行われていた「大草庖刀式」→)
(←刀のように長い包丁で古式にのっとり鯉をさばいていきます。こんな平安貴族みたいな衣装と刀の組み合わせが意外でしたが、高度な技の典雅な儀式でした)
「なにもこんな円が90円割れそうな日にしなくても・・・」
というワタクシの意見になど耳も貸さず、朝食付の激安ホテルプランを見つけたとかで、さっさとカード決済してますよ。
いよっ、孝行息子(≒マザコン)!
(個人的に最も感動したのが犠牲になってくれた鯉に花を捧げる場面。
万物を慈しむ古来の日本人の姿がなんとも自然で、嬉しく思いました→)
(←慈しみは物にまで。汚れた庖刀を清めるところ。
海外で暮らして初めて日本人の「物を大切にする心」に気づきましたが、その象徴のような場面)
こんな金融激動時代にあって、戦中戦後と苦労してきた両親世代の戦中派がしっかり年金を受給でき(先のことはわかりませんが)、海外旅行でも、ちょい贅沢な舶来品(この世代ですから)の買い物でも、円高差益の中で多少なりとも余裕をもってできるのなら、
「それもいいかな~」
と思います。
彼らのがんばりと忍耐がなければ戦後の奇跡的な復興もなかったわけで、すべての社会基盤が整いつつあった東京オリンピック直前に生まれたワタクシのような世代は、本当に恵まれていたわけですからね。
自分の小さな人生くらいは、自力で切り開いていかなければ・・・
そして、その後姿を次世代に見せていかなければ・・・
なーんて、ちょっと真摯に想ったりしている記念日ですっ!
PS しかし10月っていうのは荒れますねぇ。
ブラックマンデーは1987年10月、アジア通貨危機の香港株の大大大暴落も1997年10月下旬。あの時はまだディーリングルームにいましたが、さすがに手仕舞っていて、ただただ株価と金利を食い入るように見ていました。
「あ~、これでリストラだなぁ。そうなったら水彩画でも習おうか?」
などと思いつつ・・・。10年ごとの恐慌サイクル、現代も生きてる?