ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

1%のエビタイ

2016-03-01 | 海外子育て
昨日の続きで、
大学生が10歳からの新聞配達というエビ的餌で
NZの数少ない金融機関か最大農協というタイ的会社で
来年の夏休みにサマーインターンが取れるか
という話。


さっそくフォーサイスバーのサマーインターン説明会がありました。


ラグビーファンには、
「あー、あのダニーデンの屋根付きのスタジアムでしょ?」
と言われそうな、フォーサイスバーは投資運用会社でリサーチが有名。
ダニーデンの新スタジアムで名を冠したのはやや意外でした。


インベストメントバンクっちゅーものがないに等しいNZにあって
NZ資本の中では最もそれに近いものじゃないでしょうか?


「で、説明会どうだったの?」
「あの会社、オークランドの社員が12人しかいないんだって。」
「たったそれだけ?」
「うん。全員来たよ。女性はいないみたい。」
「全員男の人かー」
「多分ね。」


我が家の息子たち、「女子」「女の人」「女性」の使い分けがNGで
女性のサッカー
とか言ったりしてます。
(※さすがに名古屋在住の長男は改善してるでしょうが)


「説明会には何人ぐらい来たの?」
「100人ぐらいかな?」
「けっこう来るね。」
「でも、サマーインターンは毎年2人しか採らないんだって。」
「決まってるんだ。」
「でも、2人のうちどっちかいい方はそのまま働けるんだって。」


なーるーほーどー
ある意味正しいインターン制度


「毎年200人ぐらいアプライ(申請)するんだって。」
「じゃ、インターンになれるかどうかは1%、社員になれるかは0.5%か。」
「そこまで行って残れなかったら、ちょっとツライ。」
「よっぽど良ければ2人採ったりするんじゃない?」
「どうかね。」


「でも、善クン、会計士になりたいんじゃないの?」
「仕事が会計だろうから、サマーインターンは違うことしたいの。」
「じゃ、ビッグフォーとかは狙わないんだ。」
「うん。やんないよ。」
(※グローバル農協のフォンテラに申し込むぐらいだもんねぇ)


「でも、申し込んでもボクが絶対選ばれないってわかった。」
「どうして?」
「やっぱり卒業が近い人がいいんだって、マスターとかオナーズとか。
2年生だとインターンやってもそのまま働けないじゃん。」
「そうだよね。あと1年あるから。」
「だから卒業が遠い人は採らないんだって。」


話を聞くと、インターンのほとんどが修士かオナーズと呼ばれる
優等学位を持った学生で、ただの学士はほとんどいないそうな。
逆に学部にはこだわらず、経済学部以外でも構わないそう。


NZのオナーズは成績優秀者のみが大学から選ばれて、学士終了後に
もう1年専門知識を学ぶもので、自分から残ることはできません。
大学から選ばれることこそ、オナー(栄誉)なのです。
なので自分の意思で行ける修士よりも価値があるとみなされます。
(※これはNZの話で海外にはオナーズを含む課程もあるようですが)


「じゃ、申し込まないの?」











「申し込むよ


若さ爆発な大学生はどこまでもどこまでも
ポジティブ・シンキングなのでした


さて、エビタイで1%に滑り込めるか?
結果は乞うご期待(笑)



これはポジティブ大学生のメキシコからのおみやげ

「お菓子ってみんなアメリカのだから、メキシコのってほとんどない。」


ホットナッツ

ホット×ナッツなんてまさに好みのド真ん中


いかにも辛そうで

そうでもない爽やかなピリ辛フレーバー
かなり止まらなくなります(笑)
もっとピリ辛のコーンチップスも美味しかったぁ


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