ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

公共交通機関LOVE♪

2008-10-23 | 経済・政治・社会
今でこそクルマを運転しているワタクシですが、しなくていいのなら喜んでしません。好きな場所に好きな時に自由に行きたい―――
などという発想はワタクシには毛頭なく、まず行くべき場所・時間があり、そこから所要時間を逆算して家を出る―――というのが今でも一番しっくりきます。根っからの小市民ですな( ̄‥ ̄)=3

ただNZの場合、「こっ、これが?」と目を剥くようなお寒――い
公共交通機関事情><;それだって「あるだけありがたく思えっ!」
ってな高ビーな状態ですよ。

今回の日本里帰りで感動したことは多々あれど、世界一の交通インフラをまじまじと見せつけられ、わかっちゃいるけどもう絶賛♪

電車を降りるや、反対側のホームにまさに乗りたいと思っていた電車がスーッと入ってきて、
「きゃぁぁぁぁ、魔法みたい~♥」
といちいち大喜び。・・・って、乗り換え駅だから、そんなの朝飯前なんですが、どういう事情でなのか1時間に1本の列車さえ遅れるNZで暮らしていると、もうなにもかもありがたや~、ありがたや~♪

箱根では「これが見えぬか?」の最強通行手形「箱根フリーパス」で(ホント、ツカエルんだな~これが≧▽≦!)もうもう乗り放題!

まずは芦ノ湖の箱根海賊船。

杉並木とか思い切り「和」な空間に唐突に出現する異文化。でも子どもの頃からこうだったし、思い切り「和」な海賊も乗ってて(メガネかけてたし)、箱根の一風景としてもはや江戸時代の関所並みに、市民権得てますよ。

←シカ?トナカイ?クリスマス?

ハチャメチャなデザインが「外国かぶれ」ってぽくて、子どもの頃はこっ恥ずかしかったけれど、今はぜ~んぜん恥ずかしくないです。
大人になったなぁ、自分♪ 

逆に息子たちはクスクスクスクス>m<



お次はロープウェイ。

ロープが2本あることにやたら安心する息子たち。
「1本切れても落ちないじゃん♪」

そっ、そーなの?でもその安心もうなづけるほどの最新設備でした。



←あぢぢぢぢぢ
大涌谷の温泉玉子でひとやすみ。
修学旅行生+中国人がいっぱい@@;

中国はちょうど10月1日の国慶節で日本のゴールデンウィーク並みにお休みだったせいか、観光地は中国人の家族連れがそこここに。


今度はケーブルカーで強羅へ。
このコース、子どもの頃からまったく変わってませんよ~。ある意味、昔から高度に完成された交通インフラ網だったんでしょうね。

強羅からは「観光施設めぐりバス」というやたら地味な名前の、とっても便利なバスでホテルまで帰りました。つぶやき系運転手さんがなかなかよかったです。左右の確認までマイクに入ります´m`A

フリーパスがあればこれがぜーんぶタダな上、美術館や観光施設はかなりの場所で割引があります。(強羅公園はタダだったし)
帰りに小田原まで行くバスが無料になるのはもちろん、私たちが乗った新宿直通バスも割引になりました。
もうパスを掲げて黄門さまの気分?!

東京に移動してからも、JR+メトロ+都営地下鉄+私鉄への乗り入れ&乗り継ぎの良さに感動まくり。やっと大江戸線、南北線を覚えたと思ったら、副都心線なんちゅーのもできててスゴいなぁ~♥♥

今までは親についてくるだけで、「ココはどこ?」だった息子たちも、連日「ご出勤」並みに出かけていたので、便利さにほれぼれ。
・・・こういう感覚がもうガイジンさん
路線地図も英語のほう見てるし┐(  ̄ー ̄)┌)

こーんなTシャツまで買っちゃった善(11歳)で~す→

NZでは景気対策に政府・労働党がオークランド市から海の向こうのノースショア市まで「鉄道を通す!」とプチ・ニューディール政策みたいなことを軽く言ってますが(インフラ国債で賄う予定らしい)、こういうことは本腰入れてキチっとやろうよ、キチっと!

「雇用確保と財政出動で不況脱出と。」
とエンピツ舐め舐め教科書的にやるのではなく、一大国家資産の形成の一環としてがっつりやっていただきたいです。内容さえしっかりしていればそんなインフラ国債、宝くじ並みに売れるでしょう。ぜひここは景気が回復したら「立ち消え~」なんてことにならなように。

あっ、その前に彼らの政権が「立ち消え~」かなぁ~~´ー`ゞ

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