ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

クイーンズタウン行:グレノーキー桟橋

2022年12月10日 | 南島:クイーンズタウン

2021年4月のクイーンズタウ
ンも4日目。街の中心から小1
時間ほどのグレノーキー

地名は知らなくてもこの赤い
小屋に見覚えがありました。


グレノーキーといえば、この
グレノーキー桟橋。さらには



桟橋の端に立つ赤い小屋、
ワーフシェッド(桟橋小屋)

なんだそうです


古色蒼然に見えても、1999
年の水害後に再建されたもの



桟橋と小屋の歴史は1902年に
NZ鉄道局がクイーンズタウン
への唯一の足だった蒸気船運
行を民間業者から引き継いだ
ことから始まりました。道路
の開通は実に1962年でした。

(※歴代の蒸気船)


鉄道局がなんで蒸気船運行
と思ったら、グレノーキー桟
橋の上には線路があり、NZ鉄
道局が蒸気船から桟橋小屋ま
で貨物トロッコを運行してい
て、NZ鉄道網の正式な一部か
つ最短路線だったそうです。

(※1950年頃)


グレノーキーは正式な鉄道駅
で桟橋小屋は鉄道局の貨物倉
庫として使われていました。

(※初代蒸気船アントリム号)


1912年に4代目として登場し
た蒸気船アーンスロー号。道
路開通で役目を終えました。



しかし、今もワカティプ湖の
観光船
としてバリバリ現役

私たちも1993年に乗りました。


周辺は蒸気船が航行できたの
が不思議に思えるほど浅瀬に
見え、こんなヨットが精一杯
な感じがしますが、時代や季
節で水量が相当変わるのか



というのも桟橋のちょっと先
はこんな州になっています。

突然湖が終わるような感じ。


グレノーキーはワカティプ湖
の最北端に位置しています。


この地の入植の歴史は1860年
代の放牧から始まり、ゴール
ドラッシュの波も押し寄せ、
1879年に金鉱会社創業。発展
で木材需要も高まりました。

(※鉱山の水車)


また鉄の強化に使われる灰重
石の産地でもあったそう


しかし、今に続くのが1860年
代から始まった観光業でした。

初期は馬車で後にはクルマで


クイーンズタウンへの道はな
くてもクルマはあり、桟橋で
客を待つクルマの多さたるや

この先のキンロックやパラダ
イスが観光名所だったそう。


蒸気船が来ない今は静かな所



クルマで自由に動き回れるよ
うになり人の流れが変わり、



グレノーキーは1つの通過点
になっていったのでしょうか



その中でも不変の雄大な眺め




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