ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

クイーンズタウン行:カードローナまで

2022年12月05日 | 南島:クイーンズタウン

2021年4月のクイーンズタウ
ン3日目。ロワーショットオ
ーバー
を出てやって来たのは

ヘイズ湖


鏡のように静かな湖面



地上が水中に映し出されます。



マオリ語の湖名はワイ・ファ
カアタ(映し出す水)だそう。



英語名はドナルド・ヘイとい
う人名が由来。ヘイはスコッ
トランド出身でオーストラリ
アの測量士兼探検家でした。

植民地化は探検家、宣教師、
測量士から始まると思うほ
ど、地形や地質を調べ、その
土地が所有(先住民にすれば
略奪)に相応しいかどうかを
見極める仕事は重要でした。


ヘイは金が見つかる前の1859
年に牧羊に適した土地を探し
にワカティプ湖から簡単な舟
で下ってきたものの季節は冬


吹雪に遭って命からがらクイ
ーンズタウンに戻り、後日ダ
ニーデンの土地局に行きリー
ス契約を結ぼうとしたら、す
でに局内の誰かが場所も見ず
に契約を結んでいたことを知
り、失意のままオーストラリ
アへ戻り、『ヘイの湖』とし
てその名のみを残しました。



おとぎ話に出て来るような、
近くのとんがり屋根の家🏡



ここからクラウンレンジとい
う山越えの道に向かいます。



T字路になったアロージャン
クション。縦の6号線から山
道クラウンレンジに入って



ヘアピンカーブを抜けて、



アロージャンクション展望台

何度も思う。まるで箱庭


見飽きない美しさが広がり、
ずっとボーとしていたい(笑)



屏風のように雪山が迫ります。



荒涼とした山の中の緑の中に
まさかの1軒屋がありました。



さらに山を上って行きます



到着したのは、カードローナ

1863年創業のカードローナホ
テル
は地元だけでなくNZのア
イコンのひとつ。食事だけで
なく、今でも宿泊できます。


歪んで見えるのは本当に歪ん
でいるからで、見事な曲線



薪の量に冬の厳しさが偲ばれ

近くには有名なスキー場も🎿


かつての雑貨屋兼郵便局

1871年創業


かつての学校

今はショップに


カードラーナホール。地域の
集会場兼かつては教会でも?



そして到着したもうひとつの
アイコン。ブラドローナ👙



NZ乳がん協会のための地域を
挙げての支援活動で今や有名
な観光地。賛同する人がブラ
と募金を残していける場所



何千枚という数なのでしょう。



国名や名前が記されたブラも



デザインも大きさもバラバラ



それが連なる山中の熱い善意

「よっしゃ
と、ここで一肌脱いだ女子も
たくさんいたことでしょう。


女性として乳がんは決して他
人事ではありませんからね。