先週の福島新馬戦芝１２００ｍでデビュー勝ちをしたキャロット牝馬のバイラオーラ。
私はキャロットの馬は、まだシルクほど把握できていないので、最初どの馬だったっけ？
という程度の認識でした。
その後、レース後の後藤由之調教師のコメントを読んで、馬にかける思いや、牧場
や関係者に対する感謝の言葉に感動したのですが、そのバイラオーラ。
実はお母さんも同じ後藤由之厩舎に所属していた、ユニオンの募集馬だったのでした。
今月号のユニオンの会報を見ると、偶然ですがそのお母さん馬パイラリーナの記事が。。。
デビュー３戦目で初勝利。その後ミモザ賞・スイートピーＳと３連勝し、一躍オークス
候補に挙がった。
しかしながら、それまでの連戦の疲れやローテーションで肝心のオークスでは、
いい成績をあげることはできなかった。
この後も重賞でも勝機は近いと思われたが、突然のアクシデント等で、結局
未完成のまま引退した。
母が叶えることができなかった重賞制覇の夢は、これからデビューする子供たちが
引き継いでいく、という言葉で終わっている。
母で叶えられなかった思いがあったからこその、後藤調教師
のレース後の言葉だったのか・・・と思うと感動しました
バイラオーラには母の夢を是非叶えて欲しいです
