Nyanyahoi's Essay

庭あり、音楽あり、食道楽あり。本館と庭と別館のエッセイ部分をまとめてみます。ブラザーズとpenchiも時折登場。

八百屋みたいなパン屋(2)

2004-06-28 18:00:37 | bread
先月1周年を迎えたふたつのパン屋さん。
Wさんのほうは(1)に書いたので、もうひとつのパン屋、Nさんの話を。

ここの主人のSさんは、食のサイトのパンのBBSで、数年前におしゃべりしたことがある。
そのころ彼は地元水海道のハーブ園のパン「酵」房のシェフだった。

工房じゃなくて「酵」房なんだよ、
あら、ハーブ園、よく夫とドライブで昔行ったの、
お菓子はよく買ったの、パンも作るようになったんですね、
じゃぁ、また今度行きますよ、

なんて会話を交わし、数年が過ぎた。すっかりそちらのBBSにもご無沙汰になり。
いつの間にか彼は半蔵門のベーカリーで伝説のシェフとなったあと、地元水海道に店を構えることになったという、風の便りを聞いた。
やっと、あの時おしゃべりしてパンを食べに行きますよ、という話が実現しそうと、わくわくした。
そう、本当に、風の便り、よく届いたものだなぁとびっくりしつつも嬉しくなったりして。

それから、時々おまかせの宅配を頼んだり、パン好きさんたちに混ぜてもらっておいしいパンをいただきに伺ったり。
リュスティック・フリュイなどのフランス系、それからドイツ系のパンも焼かれる。かかった粉の香りなのか、それとも水海道ののんびりした空気なのか、ハーブ園のお菓子もそうだったけど、どことなく「優しい」パンを焼かれる方。でも心意気というか、チャレンジャー精神というか、そんなものも感じさせてくれる。

お店に行かないと食べれない、バリエーション豊かなパンも焼かれているそうなのだが・・・
実家から、さらにちょっとドライブする距離にあるので、なかなかお店には到達できない。
お店に行かないと食べれないブリオッシュやデニッシュ、クロワッサンも、いってまたお目にかかる日を心待ちにしている。
でも、この季節は、もう、ないかも。
実はNさんちの厨房には、冷房が、ないらしいのだ。
だから、油脂分の溶けて涼しい部屋でないと仕込みのできないブリオッシュやクロワッサンといったバターの多いパンたちは、夏場、お休みしてしまうのだ。

いまどき、どこのパン屋にも年中置いていそうなクロワッサンやデニッシュを、無理せず潔くシーズンオフにしてしまう。
そこが「八百屋らしい」というところだろうか。
最近の八百屋でも、年中きゅうりがあったりするけれど。

NYのグリーンマーケットの話を聞いたことがある。新鮮でしっかり栽培された作物は、旬が短い。1週間たって来てみても、もうその作物の旬はおしまいで、来年までないこともあるらしい。
うちのハハも無農薬で家庭菜園をやっているので、キャベツをもらうなら今、ジャガイモは今、とタイミングが最近少しずつわかってきている。
ましてやSさんのご実家は農家。秋にはパン屋なのに米も売っている。時折宅配のパンの箱の中に季節の野菜が少し、入っていることもあり、これがなんとも旬を感じるようで、嬉しかったりする。
そんな季節感や旬に逆らわない心が、この店にはあるのかもしれない。

繁盛して厨房に冷房が入っても、もしかして、デニッシュは季節ものなのかな? ちょっとそれは惜しいけど、それもまたいいんじゃないかな? なんて思ったりして。
20代にして一城の主、そして2児のパパ。ご夫婦だけでお店を切り盛りしているので(そういえば、もう少ししたらスタッフ募集、なんて書いてあったなぁ)
たまに子供の具合が悪くなってお店を休むとBBSに書いてあることも。
夏の厨房にもまけずに頑張れ、Nさん!
Nyanyahoi's Cafe おすすめBakeryのページ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏のドリンク&Cafe更新

2004-06-28 12:36:35 | drink
久々に本館のCafeを更新しました。
おすすめ&Shopはあちこち加筆・追加しましたが、レシピはひとまずドリンクだけです。

表紙は季節外れのほっとチョコにこしょうをひとふり
(さるはペッパーミルではありません(笑))
冷房病にも効くかしら? 意外にも、暑くなると身体が消耗したり、冷房と薄着でかえって冷え性になったりしませんか?

最近自由が丘や代官山に、ショコラティエが続いてオープンしました。チラシも見たりしたのですが、「飲むショコラ」(おしゃれな名前やフランス語だったりしたかもしれませんが)をお店のコンセプトのひとつとしてクローズアップしていたように思います。
本場のショコラはちょっと夏には濃いかしら? でも、もともとはメキシコの良薬だったカカオ。夏ばてにもいいかもしれません。

カクテル系のお酒類もちょっとレシピにアップしました。
やっと1ℓのカンパリが空になって、今度は手に持ちやすいベビーボトルにしてみました。それとフランボワーズのリキュールも小さいボトルを購入。
この夏は、ソーダで割ったり、ビールに入れたり、ワインに入れてみたりして、いろいろ楽しく実験して酔いたいと思います。
カンパリの苦味が苦手な方には、パッソアとかパッシモとか、パッションのリキュールにきれいな赤いのがでてるので、カンパリに差し替えてカクテルを試してみるのはいかがでしょうか?
私はあの苦味が好きなんですけどね。

ジャズヴォーカルの今度の課題のsummertimeでも聴きながら、飲むとしましょう・・・
Nyanyahoi's Cafe
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不思議なパン屋~吉祥寺散歩~

2004-06-28 00:44:56 | bread
とても久しぶりに吉祥寺に行った。
わたしにとって吉祥寺は「ココロノふるさと」みたいなもので。
しかも、ブラザーズとこじぱぱは井の頭公園で象のはなこをみていたので、久々の「ひとり散歩」の時間をもらった。
ロンロンをふらふらのぞいて、いつもの出口から街に出る。
両手に両肩にかかるものがなくなって、ふわふわふらふら、くてくてと散歩。

お決まりのお店をのぞくのもまた楽し、ふらりと新たなお店にはいるのもまたたのし。
お決まりではずせないのは
サトウの松坂牛コロッケ(メンチカツは休日はかなりの行列、コロッケはたいてい並ばず買える)
いせやのやきとり(暑くておやじさんは忙しくて、お互い思わずお勘定忘れて大笑い。あいかわらず煙もうもう)
ベッカライリンデのブレッツェルとベルリーナ(クリームorジャム入りのまるいドーナツ)
この辺は、新婚で共働きしてたころのアフターファイブのお惣菜コースから、定番化している。

お茶屋さんもだいぶ回ったのだが、ぽこ坊がおなかにいるときに紅茶が飲めなくなり、回復したもののお茶の在庫が余って茶道楽はちょっとお休み。
ひといきいれるのに、東急裏の気軽な中国茶店、TEA MAGICに久々に寄り、アイスグレープフルーツティを飲んだ。
プーアールとグレープフルーツ。ちょっと黒砂糖みたいな不思議なこくがでて、さっぱりしてた。スタバ風のマークもかわいいし、気軽で和める。
雑貨屋をのぞいたり、ふらりと入ったハーブショップでリラックスできるマッサージオイルやハーブ成分で作られた虫除けスプレーなどを購入。

そうそう、不思議なパン屋に行った。
たいてい吉祥寺ではリンデのパンを買ったら大体満足で(スタンプカード、だいぶためたもんな)、東急のムッシュソレイユと三浦屋のポンデケージョを買ったら大満足なんだけど、引っ越して吉祥寺から足が遠のいているうちに、新しい話題のパン屋ができたらしい。東急裏は大体土地勘もあるし、ふらふらと探してみることにした。

ダンディゾン
小さな食パンの、ほんとわかりづらいちいさな看板をみつけて裏路地に。1Fはブティックの、ローズマリーが植えられた階段をゆっくり半地下に降りていくと、これまた重厚な木の、自動ドアがうぃーん、と開いて、ちょっとびっくりする。
いままであったパン屋とは想像もつかないような、シンプルすぎるくらいシンプルで、無機質? とも思えるような空間の棚に、食パンが並べられて、真ん中のシンプルなショーケースには、整然とパン、が並べられている。
ネームもシンプルに文字と値段だけ、まったくどんな味なのか想像がつかない。
ほんとに、パンなんだろうか?

清潔そうな白い服を着た店員さんが近づいてきて、いらっしゃいませ、と。そしていろいろきくうちに、解説をしてくれる。
まるでブティックで、この服、素材は?とか、サイズありますか?とか、どういう風に着こなせばいいかしら?
なんて話をしているようで。
店員さんと話しているうちに、ケースに入っている物体はパンで、実はアンパンで、あんこはこんなのが入ってるんだとか、食パンは豆乳でこねてあって油脂は入っていないのだとか、正体がわかってくる。
すごく不思議な感覚。

店員さんにほとんど全部のパンを説明していただいて、あんぱんと、バターが30%入ったリッチな食パンと、アーモンドのごろごろっとはいったクロッカン風のパンと、フランス生地に細かく切ったバターを混ぜたというパンなど、いくつかピックアップしてもらって買った。袋もブティックのように洗練された感じの袋。

そして店を出ると、昔から変わらずそこにあるような魚屋さんが目に飛び込んでくる。
吉祥寺という街は、生活感そのもの、というお店と、中央線がはぐくんだチャレンジャーなお店が入り混じって、時を経るうちに独特の雰囲気をかもし出している。
この店も、また新たなチャレンジャーなのかな。
中央線的な泥臭さは感じられない洗練さがまた不思議だけど、また2度、3度訪れるうちに、また不思議な空気になっていくんだろうなぁ。

パン。とてもいい素材を使った丁寧なつくり。おいしかった(^~^) アーモンドのは、気に入ったなぁ。カラメルが苦みばしってたっぷりかりっとかかっていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GARDEN更新

2004-06-25 18:49:48 | Garden&green
急遽ピンチヒッターのパソコンで更新してみました。
アップローダーの設定があがったGARDENのほうから。
cafeもまもなくアップです。
前回の更新時から、背景に写真を敷き詰めて見ました。
すこし明るさをいじって薄くして。
今回は、青い花園みたいです。バラクラの写真です。
いかがでしょう・・・☆
Nyanyahoi's Garden
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひやしあめとクリームソーダのそーだ

2004-06-22 19:00:23 | drink
久々にreicoさんがうちに遊びに来てくれた。
以前はうちの近くでパン屋の仕事をしてたんで時々寄ってくれたり、パンをおすそ分けいただいたりしていたんだけど、最近は近いようでなかなかお茶を飲む機会もなく。
時々お互いHPをみながら、元気そうだな?とか思ってたんだけど。
今回はうちでお蔵入りしているシフォンケーキの型をお貸しすることになっていた。シフォン、好きなんだけど、ぽこ坊が卵アレルギーなんでなかなか心苦しく、卵も若干買い控え気味で。
合羽橋の以前の会社の店で社割でだいぶお買い得に買ったものだったので、ちょっと思い出深いものなだけに、使えないのは型もかわいそうだなぁと思っていたところだった。
reicoさんに使ってもらえれば、型も喜びそう。

今日、すごい暑いのにアイスコーヒーは底をついてるし、ペットのお茶はあるけど、どうしようかなぁなんて思っていた。
しかも申し訳ないことに冷房もつけるのすっかり忘れ。
reicoさん、お土産にお手製の冷やしあめを持ってきてくれた。関西育ちのreicoさんのご近所の懐かしい味に近いものができたんだそう。
私も転勤族一家でしばらく関西にもいたんだけど、わらびもちはハハのふるさとの味もあって身近だったのに対し、ひやしあめはあまりご縁がなかった。
しょうがで作るんだねぇ。しょうがと、お砂糖がいいかとか、水あめがいいかとか、ニュアンスの違いが出るんだって話を聞きつつ、水で割ろうか?それとも炭酸で割ったらおいしいかな?
って話をしつつ・・・
「そうそう、この辺もね、お神輿の一休みのときにね、カキ氷シロップ水で割ったみたいなジャンクな飲み物が出るのよぅ」
とreicoさんに話し始めて、ふと、思い出し。
そしてこじぞうも思い出して、私にねだり。

カキ氷のメロンシロップを、生協で買ったレモン汁入り炭酸水で、割る。
「ほら、喫茶店のクリームソーダのソーダの味になるのよぅ」
しっかり着色料でエメラルドグリーンの、ソーダ。
reicoさんに1杯ふるまうと、reicoさん大ウケしてくれた。
「ほんとーだ! この味!」
多分、喫茶店でもこんなかんじで作ってたんだろうな。
でも、何でどこの喫茶店でもメロンだったんだろ?
いちごのシロップでもいいのにね。
そんでもって、メロンいうけど、ほっとんど、メロンの味、しないんだよねぇ。不思議だよねぇ~
・・・なんて話をしつつ。

ひやしあめも、レモン入り炭酸水で割っていただいた。
ジンジャーエールみたいな、味になった。それでもちょっと懐かしく、さらりとした飲み心地。
ウィルキンソンのジンジャエールくらいハードかな?と思ったんだけど、程よくソフトでおいしい。
そうそう、ウィルキンソンのジンジャーエール、自分の結婚式のあと原宿のカフェで友人たちと飲んで以来、すっかりお気に入りに。これ、純国産品なんだって知ったのは最近のこと。

暑かったので、お出ししたのは飲み物だけになってしまった。
クッキーとかもそもそしてのどを通らんし。
卵白を大量に消費できるお菓子のレシピはないかなぁと本棚をごそごそしながら、久々にスイーツの楽しいお話。
そしてこじぞうは水鉄砲でreicoさんに相変わらず戦いごっこを仕掛け、reicoさんも毎度のことにすぐ乗りよく応戦してくれて、楽しいひと時。
引き出しがばーとあけて、大量の型が見えたときは、reicoさん、びっくりしてたなぁ。きっとreicoさんも持ってるだろうと思ってたんだけど。15年くらいこつこつ買ってたので、結構な量だったりする・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Pier1 Importsが撤退してたなんて・・・

2004-06-21 12:10:47 | 雑貨&kitchen
Zopfさんのワンプレートディッシュで使われていた色の濃い中皿がなんとなく気に入って、
最近あまり使っていなかった、Pier1の青い中皿を思い出した。
大皿も買ってある。
(写真はスープ鉢。クスクスは本館レシピ「ワールドカップに挑戦」に写真あり・・・)
これ、あと黄色と赤と緑があったのよね。
ちょっと重いけど、がんがん使えるし、使い勝手いいし、
何よりもシンプルな濃い色、ってところがすきなのよ。
久々に買い足そうかな?
クッションカバーやランチョンマットもたまには見ようかしら?
そういや、碑文谷に大きいPier1、あったじゃない。

Pier1とは、アメリカのインテリアや雑貨のお店で、
碑文谷のほか、国立や多摩センターにもお店があって、
我が家はランチョンマットやマルチカバー、クッションカバーなんかの布ものやお皿、たまにはお香やキャンドルも買った。
結構、御用達だった。
多摩地区から引っ越してから、しばらくご無沙汰だった。
都心だったら確か、碑文谷に、確か大きいとおりだったから、目黒通りかな?
こじぱぱ家(現在の家)にいくときによく通ったときは、
何度通っても不案内だったから位置関係がいまいち把握できてなかった。

と思ったのだが、ふと思い返してみると、
こちらに引っ越してきて何度も目黒通りや環七や山手通を通ったけど、Pier1を見かけないような気がする。

検索をかけてみた。自由が丘や、結構いろいろお店があるんだな、と思いながら、思い出してブックマークをつけていたSHOPのオフィシャルサイトにアクセスしてみたけど、つながらなかった。
そしたら、こんな記事が出てきた。(ラスベガス観光ガイド ラスベガス大全より)
たくさん支店もあったから、いつでもお皿、買い足せると思って油断してたわ・・・撤退してたんだ。

それにしても。
おしゃれな雑貨のウィリアムズソノマも、Pier1も、はたまたおいしいアメリカンプリッツェルのアンティアンも、こじぱぱのホワイトデーのお決まりが楽しみだったアメリカンクッキーのフェイマスエイモスも。
アメリカの企業って、なんでこんなにさくっと撤退しちゃうんだろう。どれも愛してやまないものたちだったのに。
ドライすぎるよ。ビジネスなのかもしれないけど、もっとアイテムやそれを愛するお客さんを愛してよ。
・・・しょんぼり。

ちなみに、Pier1の本国サイトPier1
ついでに、チョコチップクッキーがおいしいフェイマスエイモスは、日本は撤退したけど、シンガポールにショップがあります。
シンガポールのフェイマスエイモス
アメリカのフェイマスエイモスはこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

父の日のランチはZopfへ

2004-06-21 00:36:42 | food
実家はこないだくまじぃと朝ごはん後にレーズン食パンをまるかじりした、パン焼き小屋 Zopfさんのカフェを予約してみました。
くまじぃはこないだいって以来、Zopfさんは気に入っているみたい。
レーズンものとアップルパイには目がないからなぁ。
それに、朝早くからあれだけのバリエーションあるアイテムを焼きそろえて、店員さんが「きちんと」売っているのも、
ちゃんとした商売をしているなという感じで、きもちいい。割と早い時間なのにお客さん入っていたし。
そういうとこ、くまじぃも私も「つぼ」なんだよなぁ。

お店の上のカフェは、ユニークなつくりで、窓がない。くらくらするぐらい日差しの強い日だったのに、
中に入ってみるとウッディーな店内にはダウンライトがいくつかあって、まるでバーのようにほの暗い。
席数が少ないだけあって、一本電話してい置いてよかったわ。唯一の大テーブルをひとつ確保しておいてくださった。
お料理の雰囲気は>mi_waさんまさきさんの写真や噂で把握していたんだけど、
まず最初に出てきたてんこもりのパン盛り合わせにびっくりした。
それもみんなで一皿かと思うようなのが一人前で。
みんな大喜びで(とくにくまじぃ)一生懸命食べてしまった。いろんな種類のパンを盛り合わせてくれているんだけど、
お料理によってこれが微妙にラインナップを変えてある。
ワンプレートディッシュは、中皿に、メインディッシュからお野菜・マリネ・サラダなど本当にお肉もお野菜も「てんこ盛り」。
にんじんのサラダも、温野菜のにんじんがごろごろっと、クミンとビネガーきかせて。ぽこ坊がもりもりたべてたなぁ。
煮込みもいちじくソースの甘めの豚バラがどどんと3切れも乗っかって。
これもぽこ坊が気に入ってだいぶとられたけど、腹八分目という気はまったくなし。満腹。
こじぞうも大人とおなじ料理を取りつつ食べ切れなかったパンはくまじぃがつまんでた。
お値段もリーズナブルだったので、お値段以上の満足感だと、くまじぃもハハも満足そうだった。
暗い照明も、逆に、久々の家族の顔が見えるほかがあまり気にならなくて、ほっとするような落ち着きがあってよかった。

メニューのドイツパンが結構気に入っていたくまじぃ。
低インシュリンだから身体にもいいんじゃないの? といいながら、やっぱりふわふわのレーズンパンがすきなんだけど、
パンと酒は、やめとかなきゃいけないんだよなぁ、なんてつぶやいていた。
だから、きょうはやめとく、なんていってたけど、こっそりハハ、ちゃんと食事の後お店でレーズン食パン買ってた。
だって、棚の位置も値段もインプットしてるんだもん。かわいいんだよなぁ・・・わが父(~_~)
ほどほどに食べて、元気でいてね。

父の日だからって私がごちそうしたんだけど、
お財布のお金、ほとんど払っちゃって、下のお店でパン買ったときは、ハハに出してもらってしまった。
どっか、抜けてるんだよなぁ。お財布のお金足しとかなかったの。
いつも、こんなだから、ついつい、手落ちが多くて、普段家にいるとしょんぼりしちゃったりするんだよなぁ。
「結構かかったんじゃないの?人数いたから」
なんて食事代の心配をしてくれたハハにパン買ってぇ、なんておちがついてしまって
「いいよいいよー、きもちだけで。じゃぁこっちのぱんは母さんのきもちねぇ(~ー~)」
こう遠慮なくいえたとき、なんだか実家っていいなぁと思ったりする。
写真は、最近ハハがケータイ持ったので、がんばって写メールしてもらいました。

パン焼き小屋 Zopf
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷やしたぬきとさらだうどん

2004-06-19 09:49:27 | food
別館のほうで名古屋は山本屋さんのうどんのはなしをBBSに書いていただいた。
味噌煮込み、うまそうだなぁ。サイトをのぞくと、冷やしもうまそう。
ほんとにもぎゅっとした麺らしい。

冷やしでうどんといえば思い出すのは、大学の学食の冷やしたぬきと、空港のはずれのカフェテリアのさらだうどん。
学食のは、夏になると登場する季節メニューで、これは小洒落たデザートも置いてあるカフェテリアのほうには登場せず、あくまでも、テニスサークルが集団で場所取りしたり、タバコの煙がもうもうとしてたりする、薄暗くて古くさい大箱の学食のほうなんである。
それでも、やっぱり、夏は食べたくて。
何せ貧乏な学校だったもので、冷房はパソコンのある部屋に限られ、汗を拭き吹き、もうろうと授業を受けていた。
文系は電気に恵まれていなかったもので、事務員さんが一軒一軒研究室を回っては、教授に、「冷房は、夏休みからにしていただけませんか?」なんて頼んで回っていたくらい。
だから、冷たい冷やしたぬきは、幸せだったんだよなぁ。
ま、カフェテリアに行けば冷房ついてたんだけど(^^;)

羽田の地下のはずれに「オアシス」ってカフェテリアがある。いや、まだあるのかなぁ? もう10年近く前の話になってしまったんだけど。旧空港のカフェテリアがここに移転したといううわさを聞いたことがあって、よくANAの整備士さんなんかも見かけた。
ボリュームがあってそこそこ安かったし。社食に飽きるとたまにいったりした。
ここの、サラダうどんが、また、てんこ盛りで。
線キャベツがほんとにどばーっと、上に盛られてたりして。
ヘルシーにおなかいっぱいになって、リフレッシュできた。
確か木のボールに盛られてたような気がしたなぁ、それもまたよし。うどんもしこしこした冷凍うどんっぽくて。

久々に冷凍うどんを仕入れたことだし、作ろうかなぁ。
山本屋さんのうどんは三越にもあるらしい。これもこんどいけたらチェックしよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪華版ビスコッティ固口。

2004-06-18 18:26:09 | cooking
ビスコッティ

イタリアの固焼きビスケット。かまぼこみたいな形でごりごりっと固いの。
スタバのレジの横でよくビンに入って売られている。
謝林さん のスイーツのエッセイ本を読んだら、無性に食べたくなった。

冷凍庫と冷蔵庫が壊れたときに、ずっとストックしてあったドライフルーツやチョコレートがしばらく庫外に放置されてしまいました。賞味期限ぎりぎりや切れたのも続出。それで、これらのうまそうなものてんこ盛り処分で作ってみました。

クランベリー、チョコレート1枚、スペイン産アーモンド、ピスタチオ、オレンジピールの入った豪華版。粉はreicoさんに分けてもらったフランス産のお菓子用粉(中力粉)です。

ベッカライ徳太朗の徳永久美子さんのパンの本に載っているビスコッティのrecipeを拝借しました。彼女のrecipeはベーキングパウダーも重曹も油脂も入っていないので、しっかり硬く焼きあがります。一度生地を棒状に大きく焼いてから1cm厚さにスライスして2度焼きします。コチコチ。

ジャムの空き瓶やストック用のビンに詰めて。こんだけ硬いから、なかなかしけらなさそうだー

小腹がすいたとき用に、小瓶に入れてかばんに忍ばせてお出かけしたりしました。坊主もよくかむから少しでしばらく満足してる。。。

ここのところ作ったパンとおかし
at 2004 06/16  別館日記(補足つき)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リュスティック

2004-06-18 18:22:42 | cooking
いつものお決まりのリュスティック(長時間発酵フランスパン)

リスドォルで、水分は70%、コントレックスと水道水を半々で、イーストは0.4%、塩は2.2%で作ってみました。粉や気温、パンチの手間の関係で少し自分で多少アレンジできるようになって来ました。8時間ぐらいかかるので焼きあがったときにうまみが出るかとか、膨らみ具合や皮の具合まで、同じ材料でもぜんぜん違うので面白いです。
プレーンを半分と、もうひとつはお気に入りのクランベリーとブルーベリーのダブルベリーで、赤ワインでちょっと戻してから混ぜ込みます。

うまくできたときの写真がこれ。今回のじゃないけど。

プレーンのリュスティックは、こじぞうがコーンスープに浸して食べるのがお気に入りです。

ここのところ作ったパンとおかし
at 2004 06/16 別館日記(補足いり)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする