のんびり食堂

日々のことをちょいと書いております。お気軽にお立寄り下さいませ。

西日本を旅する。

2008-07-22 21:23:11 | 日々のこと
去年、仕事が忙しくてまとまった夏休みが取れなかったので、今年はちょいと早めに夏休みを貰った。
海外に旅行に行きたかったけど、お金もなかったので、西日本を旅行することにした。

旅の目的としては、

・倉敷で大原美術館に行く。
・直島(香川県)の地中美術館に行く。
・香川県高松市で讃岐うどんを食べる。

倉敷の大原美術館は、学生の頃の美術の教科書とかに載っていた絵がたくさん展示してある。
入り口はロダンの彫刻2体が飾ってあり、モネの睡蓮や、ピカソ、エル・グレコの「受胎告知」
などの絵が飾ってあった。
一緒に行ったウチの母は若い頃美術館に行くのが好きだったらしく、若い頃上野の美術館にモネの睡蓮を
見に行ったみたいで、大原美術館でも興味深く見ていた。
別館では、棟方志功の絵や、青木繁、坂本繁二郎の絵があった。

倉敷は第二次世界大戦中、爆撃を受けなかったこともあり、古い建物が残ってあり、とても趣のある街だった。
岡山名産の白桃が商店街で100円で売っていたり、食べ物も美味しかった。

二日目、ちょいと朝早く起きて、ホテルの朝ご飯を食べて、出発。
私はホテルの朝ご飯が大好き。バイキングで色んなもの食べれるのが嬉しい。
今回泊まったホテルの朝食は和食洋食に富んでいて、その中でもお味噌汁がとても美味しかった。
うちの家族はみそ汁を2、3杯おかわりしていた。

その後、フェリーに乗って直島へ。
直島は学生時代に貧乏旅で友人と以前来たことがあった。
友人が以前、直島でボランティアをしていたこともあり、その島の知人の方に
色々ごちそうしてもらったり、泊まらせてもらった。
その当時、ベネッセミュージアムはあったのだけど、安藤忠雄の建築である「地中美術館」は
ちょうど建設中だった。
今回、初めて「地中美術館」に行って、建物や展示物にとても圧倒された。

美術館に入るまでに、整理券が配られたり、色々注意事項があったりで、うちの家族は「ちょっと
気取った美術館ねえ」と言っていたけれども、実際に美術館に行ってみたら「こりゃすごいわー」と
言っていた。大原美術館で見たモネの睡蓮も良かったけれど、地中美術館の「睡蓮」もとても良かった。
そして目の錯覚を利用したジェームズ・タレルの作品も面白かった。

美術館内のカフェに寄ったのだけど、プリンのデザート(400円)とアップルソーダ(500円)がとても
美味しかった。カフェから見える瀬戸内海がとても綺麗だった。

二日目は旅館にて宿泊。
島の名産料理を夕食で頂き、夜は宮浦港の草間弥生の赤いカボチャの展示物を見に散歩した。

三日目、朝食は旅館にて島の名産料理を頂く。朝からとても幸せ。
高松行きのフェリーに乗り、高松港へ。
駅近くにある美味しいという評判の讃岐うどんのお店を事前に調べておいたのだけど、
昼食にするにはちょいと時間が早かったので、香川の観光案内所をぶらぶら。
職員の人に香川の観光地について話を聞く。5月に瀬戸大橋20周年セレモニーが
あったらしく、とても盛り上がったらしい。昔、瀬戸大橋が出来た時、近所の幼馴染の家族が、
わざわざ車で瀬戸大橋に行ってたなあと思い出す。

11時半頃、調べておいた讃岐うどん屋へ行く。
ネットでかき揚げうどんが美味しいと書いてあったので、かき揚げとおでん(香川では
うどん屋にはおでんが付き物らしい)を頼む。
薄味のだしに、盛り沢山の野菜や豆、エビのかき揚げ、こしのあるうどん。
おでんのジャガイモとこんにゃく、牛スジ。とても美味しい。
値段も安く、500円代で食べれた。

うどんも食べて、お土産もたくさん買い、高松空港から東京へ帰って来た。
帰り、うちの母は「また来たいねえ」と言っていた。
私もまた行きたいなあ…。