名は体を表す
「平和安全法制」に対して、これを野党は「戦争法案」と呼び反発している。
日米ガイドライン(防衛協力の指針)は「後方支援」とされるが、「通常は『兵站』と訳される。
だが、日本は前線から離れた「後方」で支援するから安全だと強調するが、武器・弾薬の補給や兵士を輸送する任務。
米国は前線への補給を続けてくれる『兵站』任務と受け止めている。
記者たちはなぜ、「後方支援」を「兵站」と新聞記事の書かないのか。
今回の場合、さらに正確に言えば「国際紛争法案」と表記した方がよかっただろう。
「戦争」や「平和」という主観的なマジックワードを離れ「紛争」は客観的な言葉である。
名付けの正当性を競うことが、政治的議論の出発点だからである。
京都大学教授(メディア史・佐藤卓己さん)
「平和安全法制」に対して、これを野党は「戦争法案」と呼び反発している。
日米ガイドライン(防衛協力の指針)は「後方支援」とされるが、「通常は『兵站』と訳される。
だが、日本は前線から離れた「後方」で支援するから安全だと強調するが、武器・弾薬の補給や兵士を輸送する任務。
米国は前線への補給を続けてくれる『兵站』任務と受け止めている。
記者たちはなぜ、「後方支援」を「兵站」と新聞記事の書かないのか。
今回の場合、さらに正確に言えば「国際紛争法案」と表記した方がよかっただろう。
「戦争」や「平和」という主観的なマジックワードを離れ「紛争」は客観的な言葉である。
名付けの正当性を競うことが、政治的議論の出発点だからである。
京都大学教授(メディア史・佐藤卓己さん)