沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

国体に帯同中

2017年09月30日 | 日記

28日より、愛媛県で行われる国体に出場する静岡県代表に、テクニカルスタッフとして帯同しています。
松柴トレーナーも、スタッフとして帯同しています。
48年連続出場、優勝20回を数える静岡県代表ですが、私がコーチとして参加した2年前の和歌山国体も含めて、なかなか活躍できていないなかで、優勝を目指して準備を進めてきました。
今回の選手は、昨年度、全国大会を三回優勝したエスパルスユースの選手たちが中心に構成されています。
彼らと共に三日間準備をしてきましたが、改めてどれだけサッカーへの取り組みを大切にしているかを感じることができました。
SBSカップは三年生が中心ですが、国体は、一年生です。沼津西の選手たちと同じような雰囲気を感じることもありますが、ちょっとした積み重ねの違いが、大きな違いを産み出すことを改めて感じています。
練習への取り組みでは、積極的に挑戦することは当たり前だし、コーチやトレーナーから与えてもらったことをさらにパワーアップさせようとアクションをおこします。例えば、松柴トレーナーが普段、沼津西の選手たちに伝えている部分を、こなすのではなく、身に付けるために質問攻めをしたり、自ら率先して行動にうつします。それが、松柴トレーナーに伝わり、相乗効果で、トレーニングは、よりよいものになっていきます。
走りのトレーニングも、皆で声をかけて刺激しあい、ゴールまで間違いなくスピードをおとすことなく走り抜けます。
食事も、食べ方が違います。お米を食べる量が全く違います。食事の効果を理解して、考えているからです。
入浴の仕方も、交代浴をしっかり行ったり、全てはサッカーにつながった行動になってきます。
やはり、当たり前の基準が違うのであって、求められていることに違いはないのです。

甘えや緩さをどれだけ感じずにトレーニングしたり、ピッチ外のことも積み重ねることができるかだなと、改めて感じています。

言い訳を言ったり、ごまかしてみたり、わがままだったり、やる気にむらがあったりでは、なかなか成長することなどできません。


いよいよ明日から大会がはじまります。

紅白戦

2017年09月24日 | 日記

今日は、紅白戦を、本校のグランドで行いました。
沼津西高校のグランドは、縦100m、横50mです。公式戦を開催することが厳しい状況のグランドです。ですが、グランドがある環境に感謝しなければいけません。ましてや、水はけもよく、常にサッカー部が使うことができます。トレーニングを工夫すれば困ることはありません。さらに、キーパーには、30m四方の天然芝のグランドがあります。
選手たちには常々、話をしていますが、紅白戦がどの強度で行えるかは、チームの指標になります。昨日、選手権を戦った中で、どれくらい選手が挑戦できるのか楽しみでした。
沼津西スタイルは、チームの全選手が理解して走りまわなければできません。ボール際の闘いもまだまだ厳しさが足りません。
やれること、やらなければいけないことを、いかにチームのために表現できるかです。
わかっているのに伝えないことや、やったふりがまだまだあります。毎日のトレーニングで、それをどうするかでは、かなりの積み重ねの開きがでてきます。

選手権大会二回戦

2017年09月23日 | 日記

いよいよ選手権大会が開幕しました。
今日は、富士東高校で、市立沼津高校と、対戦させていただきました。
選手権大会は、リーグ戦とは違い、トーナメントの厳しいゲームが行われます。三年生がプレイしているチームにとって、懸ける想いがでてくる大会になります。沼津西高校は、三年生がいない、二年生と一年生のチームで大会に挑みました。
どの大会においても、最初のゲームは、なかなか難しいゲームになります。メンタル的に不安な要素がでてくるからだと思います。その中で、いかに日常的に厳しい環境でトレーニングを積み重ねるかで、少し違いを産み出すことができるかもしれません。

ゲームは、立ち上がりにセットプレイから得点し、優位にすすめることができましたが、なかなか追加点が奪えず、焦りからかミスが起こる展開でした。
こうした時に、チームを落ち着ける選手や、相手を観察して、何を優先するかを判断できることが必要です。

自分たちがやりたいこと、やれること。相手がやりたいこと。この辺りの駆け引きをできるチームを目指していきたいと思います。

今日のゲームの勝利で、シード校の東海大学翔洋高校への挑戦することを許されました。次戦までの間に、まだまだ成長しなければいけません。

そのためには、日常の積み重ねしかありません。

今日も、たくさんの応援がありました。
本当にありがとうございました。

やらなければいけないことは変わらない

2017年09月23日 | 日記
どのスポーツだろうと、やらなければいけないことは変わらない。
やはりそれを、積み重ねるかだ。

以下、記事より

元女子バレー日本代表の大山加奈さんが21日、神奈川・横浜市内の横浜隼人高を訪問した。アテネ五輪に出場した名アタッカーは約400人の生徒を相手に講演を実施。

「実は病弱で運動嫌いでした」などと意外な秘話を明かし、さらに女子バレー部を熱血指導した。

「日本一になりたいなら、日本一にふさわしい人間にならないといけない」

 恵まれた体格に裏打ちされ、メキメキと頭角を現し、小6で日本一を達成。さらに、日本一を目指して進んだ下北沢成徳中では、バレー観を変える出来事があったという。

「当時はバレーは一生懸命だけど、それ以外は全くしていなかった。授業中は寝てばかり。練習で疲れて家のことも親に任せきり。でも、そんなんじゃダメだと。日本一になりたいというのであれば、日本一にふさわしい人間にならないといけないといつしか気づいたんです」 

練習はもちろん、授業、試験、家事、すべておろそかにすることをやめた。すると「神様が見てくれているのかな」と3年生で目標の日本一を達成することができた。

「すごく大事なことを中学生で気づけた。夢や目標を持つのであれば、夢や目標にふさわしい人間にならないと叶わないということを知ることができた。バレーだけじゃダメ。すべてのことに全力で頑張れる人間じゃないといけないんだと気づかされました」 

最後の質疑応答では「春高バレー予選まであと43日で大山さんならどう過ごしますか?」という問いに対し、こう答えた。

「43日前であっても、大会前であっても変わらずに100%で練習します。なんでかといったら、大会前だけ頑張っても、それは強くならないからね」

活かすも無駄にするのも

2017年09月20日 | 日記

今日は、松柴トレーナーによるトレーニングでした。
選手たちのパフォーマンスをあげるために、毎週、しっかりと考えられたトレーニングをしてくれます。ただメニューを与えるだけではなく、必要な心構えから、理論的な説明まできっちりとです。先日きた大学サッカーで活躍する井原君も、もちろん食いついてトレーニングに励んでいましたし、Jリーグの選手たちも、松柴トレーナーのトレーニングで、成長しています。
そのことを、どのように受けとめるかです。本気で、沼津西のために向き合ってくれています。これを活かすも無駄にするのも、全ては、選手自身です。
ただトレーナーがいるだけではありません。
間違いなく、違いを産み出します。