沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

自分の覚悟 指導者の覚悟 親の覚悟

2020年05月31日 | 日記
学校が再開されて1週間が過ぎ、6月に入ります。
例年までなら、インターハイの県大会決勝が行われる時期です。学校では、いよいよ潮音祭前でせわしなくなる週です。
今年は、それがやってきません。
選手たちが、目標としたり、楽しみにしたりしてきたことが次々となくなってしまいました。
それどころか、かなりの制限を受けた中での生活になっています。
ソーシャルディスタンスと言われ、休み時間の行動も気にし、昼休みのお弁当食べながら仲間と語らう時間もままなりません。

「気持ちを切り替えろ」「この経験は将来に役立つ」と言われたって、高校生の時の自分を考えてみても、絶対に不可能だと思います。
もちろん、それは、保護者の方々も同じではないでしょうか。
選手のこの数か月の心にかかるストレスは計り知れないものだと思います。
陰ながら涙を流した選手もいるのではないでしょうか。

しかし時は流れていきます。
先が見えないので、いろいろなスケジュールがしっかりと決まらない中での決断すべきことが次々とやってきます。
どの選択や判断が正しいのか答えは出てこないものだです。

金曜日に選手たちとミーティングを行いました。
インターハイに代わる大会も用意はされましたが、やはりすぐにとはいかず、7月中旬になります。
大学入試のスケジュールもはっきりと決まらないなかでは、そこに挑戦することも難しいことだと思います。
役員の会議の中でも、いろいろな角度から考えました。しかし、正解は見つけることはできませんでした。

進んでいくためには、覚悟が必要です。
選手自身の覚悟、指導者の覚悟、親の覚悟。
関わる全ての人たちが、覚悟を決めなければいけません。
間違いはありません。悩むこともたくさんあるでしょう。しかし、進まなければいけません。

今までの積み重ね。これからの積み重ねです。
一歩一歩を進んでいくしかありません。人は、まっすぐには進んでいけません。人は、一人では生きていけません。
時に温かく、時に厳しい周囲のサポートが必要です。

そうして、素晴らしい成長を遂げ、社会にはばたいていっていってほしいと思います。

「挑戦しよう!」 

この言葉が、私は大好きです。
これからも、選手の挑戦を見守っていきたいと思います。






知るとわかる できるとしている

2020年05月26日 | 日記


学校が再開しています。
二か月以上あった自粛期間を経て、徐々にやることができることが増えていきます。
もちろん、まだまだ油断は禁物です。
その中で、いろいろ気になることがあります。
今までの当たり前が当たり前じゃなかったことを知り、大切なことを再確認しています。
この自粛期間中に明らかな違いが生まれています。
自分の好きなこと、得意なことだけをしたのか、そうではないのか。
物事を多面的に考えることができるのか、できないのか。
現実や将来をしっかり分析できているか、できていないか。

積み重ねていくには、図のようにいくつかの壁があります。その壁を乗り越えていくには、各自の心の持ち方で大きく違います。

学習に対して大切なことは、昔と比べて大きな違いはありません。

まず第一の壁の「知る」と「わかる」。ここを理解するかしないかは大きな違いかもしれません。
今、気になるのはここです。

自己分析や聞く力が弱いとここは大きな問題を抱えてしまうかもしれません。

次の「できる」と「している」。ここが積み重ねの部分になると思います。
ここは、意志の強さが求められます。

高校入学当初、いや小学生や中学生の頃からも似たような話をされてきているんです。
しかし、しっかり聞かないで背けてきたのです。
これは、高校生だけじゃなくて、世の中の大多数の人がそうなのです。もちろん、私も振り返るとそのようなことばかりです。

だからこそ、そこを知り、向き合って、積み重ねてみたらどうかと話します。

「している」ようになりませんか?




今こそチャンス

2020年05月15日 | 日記

コロナウイルスの影響から、自粛期間がいよいよ2か月を過ぎました。
今まで当たり前にできていたことができなくなりました。つまり、それは当たり前ではなかったのです。
サッカーをする。勉強する。学校に来る。遊びに出かける。
いろいろなことができなくなりました。
このような感覚を得ることができたことは、私にとって大きな経験となりました。

しかし、時間は進んでいきます。
ネガティブに考えれば、悲しいですが、この時間は戻ってはきません。
ポジティブに考えれば、今まで体験できなかったことをすることにより、自分の違う一面が見えました。

いろいろな人が訴えていますが、いまだからこそ、自分と向き合うことが求められます。
日ごろから求め続けられていた「積み重ね」が違いを生み出してきます。
みんなのコメントを見ると、勉強もサッカーも離されないように、おいていかれないようにしないといけないというネガティブなコメントがほとんどです。

「チャンスなのではないですか?」

後ろを振り向かないで、周囲をきょろきょろしないで、自分の目標を今こそ再確認し、自分に現状を突きつけて、進んでいくことができるのです。
やらされていた人は、このようなときに困ってしまいますよね。
何を、どのように、どうやってよいのかわからないのです。
逆らうことができないコロナウイルスの影響がある現実に、立ち向かっても勝利はありません。

24時間をどう過ごすか。時間をどのようにコーディネートするかが大切になってきます。
自分に向き合うことにより、目標への課題を、日々、すべての経験から学ぶべきです。

今、心がくすんでいると課題を見逃しますよ。
やっている気持ちになっていると、勘違いをしますよ。
正確な現実に気づいたときには、学べなくなっていますよ。

今こそ、「目標」を一瞬たりとも失わずに挑戦する時期です。

高校年代はそれができるただ1回の時です。
小学校でも中学校でも大学でも社会に出てもできない夢一つに追求できるこの3年間。
それが自分の人生への宝となります。

もっともっと苦労しましょう。栄光には困難な状況はもれなくついてきます。
この3年間は本当にすぐに終わってしまいますよ。

君たちが、この難しいことが乗り越えることができるなら、明るい将来がみえてきますよ

オンライントレーニング

2020年05月12日 | 日記





zoomアプリを使い、トレーナーによるオンライントレーニングを行いました。
画面ごしではありますが、トレーナーからの呼びかけや、仲間たちの頑張ってやる姿を見て、トレーニングに取り組むことができました。
一人ひとりで向き合う時間が多い中、大切な時間になりました。

時間の使い方

2020年05月05日 | 日記
昨日のチームの課題でルーティーンについて、選手に考えてもらいました。
休校期間が二か月近くになり、5月31日まで延長になった今、時間をどのように使うことができるかが、本当に大きく影響を与えてしまうことになります。
子供はまだまだ自ら学ぶことができません。それは、学び方を知らないからです。小学生、中学生、高校生となり、学び方はわかってきます。
しかし、そこで自らのモチベーションや外的な要素が影響を与えてきます。その筆頭に挙げられるのが、SNSやゲームなどになってきます。
それと、どのように向き合っていくが問題になってきます。有効活用すれば、本当に便利なものになります。しかし、一つ間違えるととてつもない影響を発揮します。

時間をどのように使えているのでしょうか?

LINEのアンケートでは、以下のような結果になってきます。


学校があるときは、朝6時に起き、学校に向かい、6時間から7時間の授業を行い、2時間のサッカーを行い、自宅か塾でさらに勉強をし、学校の課題を取り組みと、自然と時間が過ぎていく時を過ごしてきました。その時は、時間が欲しいと言ってきて人たちもいざ時間ができると、やることが見つからなくなったり、甘えてごろごろしてしまうようになってきています。難しいのはわかります。しかし、その影響が自分の将来に影響を与えてきます。
それを他人の責任にしても仕方ありません。高校生の今、自分が覚悟を決めるべきです。
計り知れないストレスがあるのは理解できます。でも、最終的には自分なのです。
そんなの言われなくてもわかっていると思うこともあるでしょう。でも、実際は苦しいのはわかっています。

学校としても動き出してくれます。でもこれも取り組むのは、自分なのです。
いまこそ、本当に学ぶ力を身につけないといけません。できる限りのサポートはあります。

「挑戦しよう!」これは、ずっと言い続けている言葉です。
「積み重ねよう!」これも、いまだから言っているわけではありません。
すべては、そこになるからです。

ここに気づいたら、君の将来は変わるかもしれません。