28日より、愛媛県で行われる国体に出場する静岡県代表に、テクニカルスタッフとして帯同しています。
松柴トレーナーも、スタッフとして帯同しています。
48年連続出場、優勝20回を数える静岡県代表ですが、私がコーチとして参加した2年前の和歌山国体も含めて、なかなか活躍できていないなかで、優勝を目指して準備を進めてきました。
今回の選手は、昨年度、全国大会を三回優勝したエスパルスユースの選手たちが中心に構成されています。
彼らと共に三日間準備をしてきましたが、改めてどれだけサッカーへの取り組みを大切にしているかを感じることができました。
SBSカップは三年生が中心ですが、国体は、一年生です。沼津西の選手たちと同じような雰囲気を感じることもありますが、ちょっとした積み重ねの違いが、大きな違いを産み出すことを改めて感じています。
練習への取り組みでは、積極的に挑戦することは当たり前だし、コーチやトレーナーから与えてもらったことをさらにパワーアップさせようとアクションをおこします。例えば、松柴トレーナーが普段、沼津西の選手たちに伝えている部分を、こなすのではなく、身に付けるために質問攻めをしたり、自ら率先して行動にうつします。それが、松柴トレーナーに伝わり、相乗効果で、トレーニングは、よりよいものになっていきます。
走りのトレーニングも、皆で声をかけて刺激しあい、ゴールまで間違いなくスピードをおとすことなく走り抜けます。
食事も、食べ方が違います。お米を食べる量が全く違います。食事の効果を理解して、考えているからです。
入浴の仕方も、交代浴をしっかり行ったり、全てはサッカーにつながった行動になってきます。
やはり、当たり前の基準が違うのであって、求められていることに違いはないのです。
甘えや緩さをどれだけ感じずにトレーニングしたり、ピッチ外のことも積み重ねることができるかだなと、改めて感じています。
言い訳を言ったり、ごまかしてみたり、わがままだったり、やる気にむらがあったりでは、なかなか成長することなどできません。
いよいよ明日から大会がはじまります。
普段の心掛けと行動で可能と感じます。
そのためにもチームで実績を!リーグせ、選手権、新人戦で結果を出そう!