おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

又湯本ぶらり旅-2(「ユトリロ」に行きました)

2010-01-18 17:37:45 | 箱根
さて湯本橋から国道一号線に出て
 湯本駅の方へ少し戻ったところにある
「画廊喫茶 ユトリロ」↓一度入ってみたいと思っていたんです。
ここには ユトリロの他 四谷シモンの人形があると聞いたので・・・
 
(画廊喫茶ですので 当然ですが内部の画像ナシです^^)

飲み物は ちょっと高かったけど水出しコーヒーを注文。
(水出しコーヒー 初めて飲みました。びっくり。
 コーヒーなのにコーヒーじゃない、みたいな。
 マイルドでほのかに甘い。これはブラックで頂くべき、ですね。)
コーヒーを持ってきてくれた方に
「シモンさんの人形を観に来たのですが_」と言ったところ
「あー ママに聞いてくださいな」と・・・

「ママ?」

なんと (単なる偶然ですが) 私の隣でご友人とお話なさってるご婦人が
こちらのオーナーさんだったんです。そして
ママの後ろに飾られていた 木の箱に入った聖人の頭部(と見えるもの)が
シモンさんの作品だったんですねー。
Naïveté Absolue (「至純」?
「けがれなきもの」とかかな?)というタイトルのその作品は
澁澤さん(当然 龍彦さんですよね?)を通して
シモンさんに作ってもらったもの、だそうです。

店内にはもう一つ ガラスケースに入った少女の人形があり
「あれもシモンさんのですか?」と伺ったところ
「いえ あれはね シモンさんのお弟子さんが作られたものですよ」
とのことでした。
(少女の人形は、なまめかしいのに色っぽくなく
 美しいのだけどどこか痛々しい~ みたくてシモンさん風でした。
 お弟子さんの作品でしたかー)

あ 忘れてならないのが ユトリロ!
こちらは『ロシュロー街』という絵をお持ちなのです。
又石版画も多数所有されているようでした。

うっかりしていたのが平賀敬__
こちらにも平賀敬の絵があったそうなのですが・・・
奥のコーナーにでもあったのでしょうか 気づかずに帰りましたーーー。
(家に戻ってから検索で知ったのです。美術館といい
 重ねがさね残念^^; / 平賀敬の絵は「妖しくイロッポイ」ので
 お店の方に「どこに?」とも聞きづらい。今度行ったらとりあえず
 「奥」のコーナーに行ってみようかな?)


さて_ そろそろお昼です。
そのままユトリロでカレーを食べてもよかったのですが
折角ですので(?)これまた一度入ってみたかった
湯葉丼のお店「直吉(なおきち)」へ~↓
 
直吉は お土産屋さん「みつき」の二階です。
 
「お一人様」で 湯葉丼+湯葉刺付の
 「セット」(1480円)を頂きました。
 
湯葉丼というのは__手前右のフツフツと煮立った湯葉を
レンゲでご飯にかけて頂くというものでした。
あっさりしているようで ボリュームありましたよー。
おなか一杯になりました。

__と こんな
湯本なんちゃって一人旅 を楽しんだ
 今日のnumabeなのでした^^)v

又湯本ぶらり旅-1(「熊野神社」へ行ってみました)

2010-01-18 14:16:49 | 箱根
今日は二週間ぶりの「主婦の休日」でした。
1時半までフリーだよ、何しようかなー。
一人じゃないとできないことは・・・ ?

という訳で、湯本の「平賀敬美術館」へ行ってみることに。

まずはバスで箱根湯本へ~
 
湯本のお土産屋さんの並ぶ商店街には
 小田原のお土産も沢山売られています。
(東京へ帰る人にとっては 小田原で降りずに
 練り物や梅干や海産物が買えて 便利、なんですよね)
 

湯本橋のたもとに建つ ご存知「河鹿荘(かじかそう)」。
 
河鹿荘前は何度も通っていますが このプレートには
今日初めて気づきました↓
 
河鹿荘は 大正8年に 湯本駅が登山鉄道の発着駅となって
今の場所に移るまでここにあった、馬車鉄道時代からの
「旧湯本駅・跡地」 に建てられていたんですねー。(へ~っ)

↓湯本橋から見た 早川に架かる土木遺産「旭橋」。
 
↓湯本橋から見た 対岸_
  向かって左が お蕎麦の「初花(はつはな)」。
  右は豆腐料理の「知客茶屋(しかぢゃや)」です。
 
↓湯本橋から正面に見える旅館「萬寿福(ますふく)」。
 

萬寿福前のT字路を右に曲がると__
 旅館「住吉」があります。
 
住吉前を左に折れると__
↓目指す「平賀敬 美術館」がありました。
 
http://www.hiraga-key-museum.com/
こちらは元々老舗旅館「萬翠楼 福住 (ばんすいろう・ふくずみ)」の
別館だったそうで、福住が引いた温泉付。
(温泉付の美術館って珍しいですよね!)
又 福住とともに国の「登録有形文化財」になっており、
建物自体も鑑賞の対象なんですねー。
↓が!しかし__玄関前に「臨時休館」の札。
 
(HPの「ご利用案内」を読み、「ホームページ見ました」と言って 
ポストカードを一枚お土産に頂くつもりで 
張り切ってやって来たのですが~^^; ううーん残念)

少し引き返して_
「住吉」の横から 熊野神社へ上がってみました。
 
↓途中見つけた「神湯源泉」という看板。
 隣には「箱根温泉発祥之地」の碑が。
 
↓こちらが_「熊野神社」
 
↓周りの幟には「ヤタガラス(三本足の神鳥)」が染め抜かれていました。
 (あそうか ここは あの紀州の熊野権現を移したものなんですねー
  熊野は音読みすると「ゆや」なので 温泉の神様とされたそうな。)
 
お社の隣のお堂には 小ぶりながらきらきらしく立派なお神輿が納められていましたよ。
毎年9月9日に例祭が行われるそうです。


このあと 画廊喫茶「ユトリロ」に行ってみたのですが
長くなったので別項でお話しますね。


一寸オマケ
湯本橋へ戻る途中にある お酒の井島商店。
 
 
↑ショウウィンドウにお酒に混じって
 看板犬ティアラちゃんの写真が飾られていました まーかわいいー
 一度会ってみたいものです^^