おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

くまもとらーめん ブッダガヤ

2007-10-01 11:58:03 | 小田原-食

なんとも ありがた過ぎて かえって不敬なような店名ですが
ともかく ここが「ブッダガヤ」。
(息子から「いこーいこー」と何度も誘われていたところの)

強烈に男っぽいラーメン。
お店に入る前から「トンコツ!」な匂い。
「ほとんど黒」いスープは見た目どおり濃厚。
この日は息子のオススメ「ブッダガヤ(角煮入りラーメン)」を注文。
おお 角煮 とろりと美味しい。

えーっと 今度来る時も又 息子と来ようと思います。(おばさんが一人で入るにはちょっと勇気がいる系のワイルドなお店 でした^^;)

ういろう

2007-10-01 10:43:45 | 美術館・博物館
一号線(旧東海道)に面して建つ お城のようなお店。
ここが 小田原の「外郎(ういろう)」 です。

http://www.uirou.co.jp/uiro.html
↑ういろうさんのHP


いやー 知りませんでした。外郎は小田原が発祥の地だったとは!
(って、名古屋の人は「名古屋が」 山口の人は「山口こそ」 って言うのでしょうが^^;)

更に。外郎は元々お薬だったんですね!(商品名としては「透頂香(とうちんこう)」 外郎はお家の苗字です)
「きくくりきくくり・・・」あの団十郎の早口口上で有名な「外郎売(ういろううり)」は、 咳と痰がひどくて舞台を降板した二代目団十郎さんが このお店のお薬の外郎で元気になり、 再び舞台に立てるようになったお礼 と舞台で外郎の宣伝をした事から始まった!のですってー。

↑今でも 外郎売の口上の通り ひらがなで「ういらう」と書かれている看板。

「ういろう」さんでは お店の東半分でお菓子の外郎を、西半分ではお薬の外郎を売ってました。
今でも「外郎売」の外郎は買うことができる!んですねえー。

お店の裏の倉は「博物館」になっていて、お店の人に声をかけると見せて頂けます。/震災で倒壊する前のお店の写真 外郎を作っていた道具や 薬の外郎(仁丹に似た小粒の丸薬) 団十郎さんの「外郎売」の隈取・・・ 面白かったです。

喫茶部で頂いた 酒饅も美味しかった。(ふかしたてを出して下さるのです。香りがとっても良かった!)


↑こちらは亭主と息子が頂いた「すずかぜ」。濃い抹茶のゼリーは甘さ控え目で 大人のデザート でしたー。

お買い物だけでなく じっくり見て味わって ちょっと外郎さんに詳しくなった この日のnumabe一家でした。