今年、2010年2月から日本でこのワクチンが接種できるようになりました。
Hibワクチン(細菌性髄膜炎のワクチン)のほうが肺炎球菌ワクチンより先に認可されたので、そちらの影に隠れてしまった感じですね。
肺炎球菌は90種類以上のタイプがあるので、肺炎球菌に1回かかってもタイプが違うのではまたかかってしまいます。
肺炎球菌ワクチンは90種類のうちの7種類のみしか入っておらないけれど、7割~8割をカバーできるとのことです。
日本はワクチン後進国です。他の国は2000年から開始されましたが、日本はようやっと今年認可されました。
もう世界では100カ国以上が認可されそのうち45か国が定期接種に組み込まれています。
料金も高い。
接種時期は生後2ヵ月から7ヶ月未満で開始。初回から27日以上あけて3回接種。1歳に1回追加接種でおしまい。
接種時期が遅いと生後7ヶ月から1歳未満は初回免疫2回と追加接種1回で計3回。
1歳台上は60日以上あけて2回接種でおわり。
2歳から9歳以下は1回のみ接種になっております。
年齢が大きくなるほど接種回数が少なくなります。年齢が大きくなって接種回数が少なくなる時期まで待とうというより
待っている間に病気にかかっても大変ですので、できるだけ早く開始したほうが良いとのことです。
母と子の健康 第53号2010、6 肺炎球菌ワクチンについて 小豆沢病院 小児科医 篠田 格 一部抜粋
本当にワクチン代が大変ですね。定期予防接種に早くなってほしいですね。
ここ数年大学生の麻疹が流行いたしました。日本の学生がアメリカに行って麻疹輸出国といわれているようですが、
厚生省も早く考えてほしいですね。
肺炎の怖さは昔から年寄り・子供といって(年寄りと子供は)、症状が急変することがありますので、お年寄りと子供はワクチンをお勧めいたします。
あーそれにしても、1万3千円の子供手当もいいけれど、本当はワクチンやら、幼稚園から大学までの学校教育費無料、保育所の充実。学童保育の充実。そんなところを充実してほしいなー。 つぶやきです。