名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

国宝・平等院鳳凰堂

2011年04月30日 | 日記

平安貴族の憧れの極楽浄土を現した国宝・阿弥陀堂(鳳凰堂)中央に鎮座する国宝阿弥陀如来は仏師定朝作と確認される唯一のものです。その周りを取り囲んで50余体の雲中供養菩薩は国宝で全てが異なる表情を見せています。

州浜・池に写す優美な姿は朝日と夕日の二度見たいものです。

デジブック「国宝・平等院鳳凰堂』


京都史跡・二尊院

2011年04月26日 | 日記

京都嵯峨野を大覚寺から清涼寺を訪ねて、次に二尊院へ・「発遺の釈迦如来」はこの世の悩みを取り去り、「来迎の阿弥陀如来」は極楽へ迎え入れてくれます。百人一首で有名な小倉山の麓にあります。本尊が阿弥陀・釈迦如来の二つがあり、仏師快慶作です。

落柿舎・・・芭蕉の弟子、向井去来の草庵です、蓑笠・句碑など静かな空気が流れます

常寂光寺・・藤原定家が山荘を置いた、茅葺きの仁王門をくぐり石段を登ると本堂・多宝塔

野宮神社・・かっては伊勢神宮の斎王が身を清めるために籠った場所で、縁結びの神様と  しても有名です、椚の自然木を使った黒木の鳥居を抜けて亀石に願を掛けます。

天龍寺・・・京都五山の一位で夢窓国師が開いた・禅寺で借景式庭園も有名です。

デジブック 『京都史跡・二尊院』


京都史跡・清涼寺

2011年04月20日 | 日記

光源氏のモデルとも言われる嵯峨天皇12皇子源融の山荘・棲霞観を融の没後寺に改められたと言われる寺院です。本堂に安置される本尊の国宝・釈迦如来像は永延元年(987)宗から持ち帰ったといわれるもので、その体内には中国の尼僧によって作られた五臓六腑が納めれれて居る。

また、三体並んだ阿弥陀三尊像も国宝である。長野善光寺・京都真正極楽寺(真如堂)三阿弥陀として有名です。

デジブック 『京都史跡・清涼寺』


京都名刹・妙心寺

2011年04月14日 | 日記

妙心寺道から勅使門・放生池をへて三門・仏殿・法堂・寝殿・大方丈・庫裏などの大建築が真直ぐに立ち並ぶ、又浴室・経蔵も残り七堂伽藍がすべて備えた大寺院です、壮観です。法堂には狩野探幽筆の「八方睨みの龍」、国宝の黄鐘調(おうじきちょう)の鐘・徒然草の兼好法師もその音色を称えています。(昭和48年までで今はテープで聞けます)

40余ある塔頭の中で、退蔵院を訪れました、国宝・禅画「如拙の瓢鮎図」五山文化の代表者達31名が賛を施し、有名です。庭園も余香苑の「陽の庭は白砂で・陰の庭は黒砂」で作庭、池泉回遊式庭園と見所は多いです、桜と躑躅の季節に是非

デジブック 『京都名刹・妙心寺』


京都名刹・醍醐寺

2011年04月09日 | 日記

世界遺産・真言宗醍醐派総本山山上の上醍醐と下醍醐からなる大きな寺院です、国宝・金堂・五重塔・薬師三尊像、など国宝・重要文化財の宝庫です、霊宝館に多く収蔵されています。豊臣秀吉が見た「醍醐の桜」今が見頃です。

醍醐三宝院には国宝唐門・国宝表書院から見る名勝庭園は壮麗です。天下の名石・藤戸石・賀茂の三石・書院には狩野山楽と長谷川等伯一派の襖絵など見所です,三名棚・醍醐棚は奥宸殿 に有ります。(霞棚・修学院、桂棚・桂離宮)                   

デジブック 『京都名刹・醍醐寺』