名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

名塔を巡る・尾張Ⅱ

2013年07月28日 | 日記

愛知の三河・尾張には奈良・京都に次ぐ11塔の重要文化財の三重塔・多宝塔があります

性海寺・・・稲沢にあります、紫陽花が80種一万株が庭に咲いています、多くの参拝者で賑わっていました。本堂は慶安元年(1648年)の建立で重要文化財です、須弥壇も重文で弘安四年(1281年)の創建の墨書が・宝塔も同時期に建立されたとあります。6月に参拝をお勧めです。

万徳寺・・・同じく稲沢にあります、多宝塔が室町後期の創建で性海寺の多宝塔がモデルとあります、すぐ横に鎮守堂があり重要文化財です。

名塔を巡る・尾張Ⅱ


名塔を巡る・愛知尾張

2013年07月19日 | 日記

荒子観音・・・名古屋市内最古の木造建築物である多宝塔(重文)は天文5年(1536年)に創建された。同寺は加賀藩主・前田利家公により天正4年(1576年)に修造された。円空が寺に滞在して1200余体の仏像を残した、山門の仁王も円空によるものである。

甚目寺観音・・・名古屋の四観音の一つで織田信長や徳川家康の保護を受けて繁栄した。三重塔(重文)は寛永四年(1627年)に再建されています、南大門・東門なども重要文化財です。

名塔を巡る・愛知尾張


名塔を巡る・愛知三河

2013年07月12日 | 日記

東観音寺・・・豊橋市にあります、臨済宗妙心寺はのお寺です。境内には多宝塔があり重要文化財です、大永八年(1528年)に落慶です。ご本尊は馬頭観世音で行基の作と伝えられています。

三明寺・・・豊川市にあります、三河七福神の霊場の一つとして紹介されています。本堂の宮殿(重文)に弁財天が祀られています。境内の最も古い建物として重要文化財の三重塔があります、享禄四年(1531年)の落慶です、一層と二層は和様で三層は禅宗様です。近くには豊川稲荷があります

名塔を巡る・愛知三河


名塔を巡る・三河尾張

2013年07月05日 | 日記

奈良・京都・滋賀・北陸・信州を経て愛知・三河・尾張に入ります

大樹寺・・・徳川将軍家の始祖・松平八代と徳川家康公・歴代将軍の位牌が祀られています。重要文化財の多宝塔は天文四年(1535年)の創建です。本堂から山門・総門を経て岡崎城が遠望できます家康公が勅願所として朱印を与えた由緒が見えます、桶狭間の合戦で大高城から大樹寺へ逃げ帰った寺院でもあります。

蜜蔵院・・・春日井市にあります、天台宗延暦寺派の寺院です、隆盛時に立てられた重要文化財の多宝塔は室町中期の落慶です。

興正寺・・・名古屋市内の八事観音として有名です、高野山真言宗で尾張高野とも呼ばれています。重要文化財の五重塔は文化五年(1808年)に落慶、ご本尊は大日如来で30万坪の広大な境内は秋には紅葉の名所です。

 『名塔を巡る・三河尾張』