名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

京都名刹・青蓮院

2011年03月24日 | 日記

天台宗三門跡(妙法院・三千院)の一つで粟田口御所とも呼ばれる。国宝・青不動は威厳と荘厳な風格を出している。(三不動は赤不動・高野山明王院と大津園城寺の又は曼殊院の黄)庭園は小御所と客殿並びに好文亭に囲まれた池を中心にした相阿弥作で小堀遠州が改作庭した、池は龍心池と呼ばれ躑躅・皐月の頃は見事です。

デジブック 『京都名刹・青蓮院』


京都名刹・知積院

2011年03月17日 | 日記

真言宗智山派総本山智積院  末寺3000余 成田山新勝寺・川崎大師・大須観音のど大本山・別格本山を有する大寺院です。有名なのは利休好みの名勝庭園とその大書院に長谷川等伯・久蔵父子による国宝「楓図・桜図」が見事です、2月10日に訪れましたが、紅梅・白梅が見事に咲いていました。(お詫び:当初宗派を誤って標記しました)

デジブック 『京都名刹・知積院』


京都史跡・曼殊院

2011年03月11日 | 日記

 桂離宮を意識した建築様式で「竹の内御殿」とも呼ばれる。天台宗門跡寺院で、妙法院・青蓮院・三千院・曼殊院・毘沙門堂を五ヶ室と称している。本堂(大書院)・書院・庫裏とも重要文化財です、国宝の「古今和歌集」と  国宝・「黄不動」など、他に足利尊氏・徳川家康・豊臣秀吉の書状なども在る。                     庫裏の虎の間は狩野永徳の筆・孔雀の間は岸駒など一見です。

大書院の前の庭は小堀遠州の作庭で樹齢400年の五葉の松が凛と聳えて見所です、特別公開の「上の台所」は往時の雅を伝えてくれます。

デジブック 『史跡・曼殊院』


史跡・妙法院・蓮華王院

2011年03月03日 | 日記

妙法院・・・天台宗の門跡寺院です(三千院と青蓮院)国宝の庫裏は多数の僧侶によって無量の功徳を祈る盛大な大仏千僧会が幾度も営まれた、それに関連して建てられたのが現存の豪壮な庫裏(台所)である。又尊王攘夷派の三条実美らが「雨の七卿落ち」として有名で長州へ都落ちの寺院でもある、大書院や大玄関など重文です、冬の特別拝観です。

蓮華王院(三十三間堂)・・・妙法院に属しています。国宝・本堂内陣の柱間33あることに由来しています。内陣には運慶の子・湛慶作の国宝・千手観音坐像を中心に左右に五百体の千手観音を配し、その前に国宝・風神・雷神はいじめ二十八部衆が立ち並び壮観です。見事に浄土の世界を具現して見事な写実表現がなされています。

デジブック 『史跡妙法院・蓮華王院』