名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

名塔巡る・京都Ⅲ

2013年04月25日 | 日記

常寂光寺・・・百人一首で読まれる小倉山の中腹に有る、境内からは嵯峨野一体が見渡せる紅葉の名所でもある、多宝塔(重文)は元和6年(1620年)に建立、藤原定家の「時雨亭」の跡地とも

清水寺・・・平安遷都以前からの歴史を持つ寺院です、(他に広隆寺・鞍馬寺など)観音霊場として、世界遺産としても年間400万人に参詣がある、山号の由来である「音羽の瀧」で長寿を願う。三重塔(重文)は国宝・本堂とともに寛永10年(1633年)建立・子安の塔(重文)は現在修復中。

法観寺・・・八坂の塔(重文)で有名です、清水寺に向かう街中にあります、聖徳太子の開基説・塔の建立は永享12年(1440年)・四天王寺式・法隆寺式・伽藍配置のようです。

 

 

名塔巡る・京都Ⅲ


名塔巡り・京都Ⅱ

2013年04月19日 | 日記

京都には国宝・重文の塔が19基あります、五重塔5・三重塔7・多宝塔6・小塔1です。国宝が4基あり、15基は重要文化財です。丹波・丹後にある名塔を巡ります。

智恩寺・・・天橋立にあります、切れ戸の文殊・九世戸の文殊と呼ばれています。奈良桜井の「安倍文殊院」・山形高畠の「亀岡文殊」を日本三文殊と呼ばれています(京・金戒光明寺とするのも)本尊は文殊菩薩(重文)です、多宝塔(重文)は明応10年(1501年)に落成、鉄湯船も重文です。

舞鶴・金剛院・・・江戸時代に細川幽斎が植樹した楓が有名で秋は多くの人出がある、三島由紀夫の「金閣寺」の舞台でも在った、三重塔(重文)は室町時代に再建されている。快慶作の仏像もあり宝物館も一見です。

大福光寺・・・京丹後にあります、本堂(重文・修復中)は嘉暦2年(1327年)建立・多宝塔(重文)は鎌倉時代後期の建立です、足利尊氏の篤い支援があった。

 

 

 

名塔巡り・京都Ⅱ


御室の桜・桜まつり

2013年04月12日 | 日記

御室の桜は遅咲きで知られています、丈が低く根元から枝をはり花弁が目前に見えます、太白・有明・御衣黄など13種類200本が愛でれます。本堂・金堂は慶長年間に御所から紫宸殿を移築されたもので、国宝です。五重塔は寛永21年の建立・重要文化財です。

平野神社は伊勢・加茂・松尾に次ぐ格式が高い。本殿は慶長年間に建立・重要文化財です。桜の名所として知られ、古くから各公家の桜が奉納されて約50種類・400本あり、3月から4月20日ころまで見れます、4月10日に花山天皇がお手植えになられて、花祭りの起源です。

『御室の桜・桜まつり』


羅漢寺・百寺巡礼 満願の寺

2013年04月06日 | 日記

「名刹・古刹・国宝と名塔を巡る」ブログを開いて、1000日を記念して期せずして辿り着いた「百寺巡礼・満願の寺」 羅漢寺です。

観世音寺・富貴寺・羅漢寺と「五木寛之の百寺巡礼」で奈良・室生寺をはじめに満願を羅漢寺で迎えた道を辿ってきた。

私たちの心の故郷は何処にあるのか・・・風に吹かれて、今日も寺への道を歩く と五木さんは語る、何か変わったのも実感している。

羅漢寺・百寺巡礼満願