名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

名塔を巡る・奈良』

2013年01月28日 | 日記

古都奈良には18基名塔がある。国宝が10基(掲載済み)重要文化財が8基あります

百済寺・・・「百済大寺」南都七大寺の一つ大安寺がこの地に在ったと伝えられる、今は三重塔(重文)と小さな本堂が残されている、山辺赤人の歌碑がある・万葉に思いを巡らせて

吉田寺・・・きちでんじ・と読みます、俗に「ぽっくり寺」の名で親しまれご本尊阿弥陀如来(重文)の宝前でご祈祷を受けると極楽往生をするとか、本堂前の多宝塔(重文)です。

不退寺・・・業平寺の名で呼ばれます、ご本尊は聖観音(重文)本堂(重文)南都15寺の一つです、多宝塔は一層を残すのみですが重要文化財です。

名塔を巡る・奈良』


奈良・国宝 霊山寺

2013年01月22日 | 日記

名塔を巡る・全国に130余の国宝と重要文化財の五重塔・三重塔・多宝塔があります、国宝は五重塔で9基・三重塔は13基・多宝塔は6基あります、既に掲載しました。

奈良の17基の塔を順次掲載します。

奈良・霊山寺は聖武天皇の勅願で創建されました。本堂は国宝で弘安6年(1283年)に改築・三重塔(重文)も同じ時期に創建されています。

ご本尊は薬師如来・脇侍は日光・月光菩薩(秘仏・重文)です。お前立で懸仏も重文です、十二神将など多くの仏像も重文・他に鐘楼は室町時代初期の建物など多くの宝物を拝観できます。

奈良・国宝 霊山寺


国宝・唐招提寺(再訪)

2013年01月14日 | 日記

唐招提寺の金堂は奈良時代に創建された寺院の金堂としては唯一の遺構です、「天平の甍」と呼ばれるにふさわしい風格と美しい姿を今に伝えています。

古都奈良の文化財として世界遺産に登録されて、平成の大修理を経て創建の年代も特定されて1200年の歴史と国宝80件重要文化財700件余は法隆寺につぐ多さです。ご本尊は盧遮那仏坐像・両脇侍には薬師如来立像と千手観音立像が何れも国宝です・四天王・梵天・帝釈天も脇に居られて見事な御姿を拝めます。

国宝・講堂には釈迦如来坐像(重文)・鼓楼・経蔵・宝蔵と国宝が並ぶなかを進むと・鑑真和上御廟へそして和上は御影堂に奉安されています。

『国宝・唐招提寺』


国宝・法隆寺

2013年01月06日 | 日記

法隆寺には寺社の中で国宝が38件と最多です、幾度となく訪れています。

西院伽藍には金堂・南大門・中門・五重塔・廻廊・大講堂・鐘楼・聖霊院・東室・食堂など

東院伽藍には夢殿・鐘楼・大伝法堂など

仏像には釈迦如来・両脇侍・百済観音・聖徳太子像薬師三尊像など

大宝蔵院では玉虫厨子など多くの国宝を拝観できます。

国宝・法隆寺