名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

四国八十八寺の塔

2013年12月27日 | 日記

四国霊場の塔は51番石手寺の鎌倉後期が最も古く、20番・鶴林寺と21番・太龍寺と8番・熊谷寺が江戸時代の創建であとは明治・大正・昭和の建築です。

鶴林寺・・・20番札所で険しい山を登り山門からの眺望は見事です

太龍寺・・・21番札所で四国の高野山とも呼ばれる堂塔と弘法大師の修行が見えます

竹林寺・・・31番札所で高知市内を見渡せます、桂浜と竜馬にも

善通寺・・・75番札所で弘法大師空海の誕生寺です、規模の大きさに改めて空海の大きさも

徳島と香川に多くの塔がありますが、室戸岬の最御崎寺と足摺岬の金剛福寺の道程は修行です

四国八十八寺の塔


名塔を巡る・四国

2013年12月21日 | 日記

四国八十八ケ寺霊場で塔のある寺は16を数える、重要文化財の塔は石手寺と切幡寺です

石手寺・・・愛媛・松山の道後温泉近くに51番札所として多くの参詣者がいます、文人としても正岡子規や夏目漱石など訪れています。国宝・仁王門と本堂・三重塔・護摩堂・鐘楼などが鎌倉時代末期の創建で何れも重要文化財です

切幡寺・・・徳島で10番札所の霊場です、多宝塔(重文)は明治の初期に住吉神社から移築されています。

名塔を巡る・四国


名塔を巡る・広島Ⅲ

2013年12月12日 | 日記

「名塔を巡る旅」も京都・奈良・滋賀・北陸・信州・中部・和歌山・大阪から山陽路に入り、兵庫・岡山・広島と巡りました。西国では山口・愛媛・徳島を残すのみです。新春は東北・関東ですが、雪が溶けて桜のころから残りの約30を巡ります、これで百塔をご紹介できました、塔を仰ぎ見る度に信仰と雄々しさに癒されています。

明王院・・・広島・福山にあります、前身は「常福寺」といい、空海・弘法大師により創建されたという棟札が残されているようです。国宝の本堂と国宝五重塔は南北朝に創建されて和様建築の美しさが見事です、塔は南北朝の貞和4年(1348年)の落慶です。

安芸の宮島・・・厳島神社はあまりにも有名なので、五重塔(重文)のみ紹介、室町時代応永14年(1407年)の創建です。

名塔を巡る・広島Ⅲ


名塔を巡る・岡山Ⅳ

2013年12月06日 | 日記

岡山県には八塔の重要文化財があります。備前・真光寺と福生寺 総社・国分寺と宝福寺 倉敷笠岡に遍照院と遍照寺 美作・久米に本山寺と長福寺です。

長福寺・・・真木山上にあった堂塔が現在の山麓に移築されています、三重塔(重文)は岡山県では最古の木造建築です・弘安8年(1285年)の創建です

遍照院・・・池田家の祈願所として建てられた、三重塔(重文)は応永23年(1416年)創建です。

名塔を巡る・岡山Ⅳ