名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

京都名刹・大徳寺

2011年05月31日 | 日記

大徳寺・・・臨済宗大徳寺派大本山・春の特別公開で拝観・国宝唐門は豊臣秀吉の寄進で方丈も国宝です、襖絵は狩野探幽で庭は小堀遠州作と伝えられています、勅使門・三門(金毛閣)は重文で千利休の木像で知られています。他に仏殿・法堂・鐘楼・経蔵も重文です。

塔頭・龍源院・・・常時公開で最古の禅宗様式を留める方丈(重文)と伝来の種子島銃・秀吉と家康が対峙した碁笥などが見れます。庭も東滴壷の壷庭など見所多しです。

塔頭・真珠庵・・・特別公開で一休禅師所縁の名刹です。

塔頭・総見院・・・特別公開で織田信長の墓所があり、木像も安置されています、教科書で見るものより人物を感じます、三箇所の茶室と信長木像が移動した輿が保存されてます。

塔頭・大仙院・・・国宝の方丈と名園が有名です。

『京都名刹・大徳寺』


京都北野天満宮・今宮神社・平野神社

2011年05月25日 | 日記

北野天満宮・・・学問の神様・菅原道真公を祀る、受験生にとっては重要なパワースポット。国宝本殿と重文の三光門など見所も、梅の名所としても知られます。

今宮神社・・・創建は正暦5年(994)疫病退散祈願の「やすらい祭」が行われる、花笠の下に入り一年の無病息災を祈願する。参道の茶店で名物「あぶり餅」を戴く。

平野神社・・・桓武天皇が平安遷都に先立ち、神々を移して祀ったのが始まり、本殿は国の重要文化財で比翼春日造りで特徴がある。一月間咲く桜の名所です。

『北野天満宮・今宮平野』


『上賀茂神社・下鴨神社』

2011年05月18日 | 日記

上賀茂神社は「賀茂別雷神社」で五穀豊穣と国土守護の神様、三間社流造りの正殿・権殿は国宝です、重文も34棟ある。一の鳥居から二の鳥居その先に拝殿(細殿)の前に立て砂が二基・神が降りるよりしろで凛として迎えます。

下鴨神社は「賀茂御租神社」で伊勢神宮に次ぐ王城守護の神様で東西二社の本殿は国宝です。世界遺産登録記念に大炊殿(重文で他に52棟)と葵の庭が公開されています、「糺の森」は源氏物語はじめ数多くの文学に詠まれた都会の中で大きく綺麗な森です。

5月15日の「葵祭」御所から勅使・検非違使・斎王代などが下鴨・上賀茂へ参る古い都の雅の姿を見せます・京の三大祭の一つです。

『上賀茂神社・下鴨神社』


北陸加賀の那谷寺・能登の妙成寺

2011年05月12日 | 日記

那谷寺・・・岩屋寺が西国三十三ヶ寺巡礼の創始・花山天皇により、一番札所の那智山の「那」と結びの谷汲山の「谷」をもって那谷寺と改名された。松尾芭蕉が「石山の 石より白し 秋の風」と詠んだ、岩窟の奥に本殿があり本尊が祀られ、重要文化財7棟と名勝庭園と奇岩遊仙境が見所です。

妙成寺・・・能登の日蓮宗の本山・創建当初からの建物がそのまま残されています。重要文化財10棟・前田藩の厚い支援のもとに建てられた素晴らしい伽藍を見れます。

デジブック 『

北陸・那谷寺・妙成寺』


北陸名刹・瑞龍寺と瑞泉寺

2011年05月05日 | 日記

瑞龍寺・・・加賀百万石・前田家二代目前田利長の菩提寺です。二十年の歳月を要して建てられた曹洞宗の禅寺です。国宝・法堂・仏殿・山門・そしてそれを囲む回廊は障子で見事に二百米続きます、禅堂・大庫裏・鐘楼・大茶堂は重要文化財です。その建屋は必見です。

瑞泉寺・・・真宗大谷派の井波別院です。一向一揆の拠点でも知られます、門前町は井波の彫刻・欄間で有名です、その技術が山門・勅使門・本堂・太子堂に見事に使われています。

 『北陸・瑞龍寺・瑞泉寺』