名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

湖南三山・国宝の名刹

2012年06月26日 | 日記

湖南三山は新しく石部・甲西町が合併して湖南市が誕生・常楽寺・長寿寺・善水寺を三山として発足。何れも国宝の本堂を有し貴重な重要文化財の仏像が拝めます。

常楽寺(東寺)・・・和銅年間(708~715年)元明天皇勅願寺で良弁が開基です、国宝本堂とともに美しい三重塔(国宝)があります、各お堂の仏像が内陣に納められて素晴らしいです。

長寿寺(西寺)・・・天平年中(729~748年)聖武天皇の勅願寺で大仏造営の良弁が開基です国宝本堂には春日厨子(国宝)には秘仏子安地蔵が観世音菩薩とともに祀られています、今年の秋に50年ぶりにご開帳されます。

善水寺・・・奈良時代和銅年間に元明天皇の勅願で鎮護国家の道場として開創された。国宝本堂には珍しい本尊薬師如来の脇に梵天・帝釈天(重文)が立ち四天王(重文)などの貴重な仏像が拝観できます、井戸から善水が湧き出し貴重ないわれも聞けます。

 

 『湖南三山・国宝の名刹』


西国霊場20~23番

2012年06月18日 | 日記

西国霊場20番・善峯寺・・・春は桜・そして紫陽花・秋は紅葉に京都西山は花の寺です、本堂から登ると多宝塔(重文)があります、其処には天然記念物の「五葉松・遊龍松」があります実に見事な絶景です。遠くに京の都を望む絶景も楽しめます。

21番・穴太寺・・・丹波路で名園がみれます、ご本尊は涅槃の阿弥陀物です、病気平癒を祈願

22番・総持寺・・・お前立の千手千眼観世音菩薩さんは稀有の美しさです、秘仏は一部焼けているとか(桃山時代の終わりに)「包丁の寺」としても有名です。

23番・勝尾寺・・・勝運の寺として多くの人々の参詣があります、いたるところで達磨の姿を眼にします・勝王寺が勝尾寺と名を変えたとか・紅葉の時季に是非訪れてください。

『西国霊場20~23番』


西国霊場16~19番

2012年06月12日 | 日記

西国霊場16番清水寺・・・世界文化遺産・年間四百万人の人が参詣する、創建は宝亀9年(778年)平安遷都前です。法観寺五重塔をみて三年坂・六道珍皇寺をへて清水寺へ国宝・本堂と縣造りの舞台へ・北には縁結びの地主神社をお参り、寺名ゆかりの「音羽の滝」そして奥の院へ、紅葉も桜も良いです。

17番六波羅蜜寺・・・六波羅蜜とは「究境する」六の徳目を修行・実践するとか。今年の辰年には十一面観世音菩薩が開帳されています、宝物館には藤原・鎌倉時代の仏像・特に平清盛坐像(重文)薬師如来・四天王像・空也上人像・運慶・湛慶像など全て重要文化財です。

18番頂法寺(六角堂)・・開基は聖徳太子・堂宇が六角形でその北面に池があり坊舎は華道池坊の発祥の地です。

19番行願寺(革堂)・・開基行円上人が革聖(ひじり)と呼ばれ、人々の成仏を「願い行じる」、西国33ヶ寺唯一の尼寺です。16番から19番まで歩いて京都の町の散策をどうぞ。

 『西国霊場16~19番』


西国霊場11~15番

2012年06月04日 | 日記

西国霊場11番・醍醐寺・・「醍醐の桜」で有名ですが、三宝院の国宝・唐門と名園と藤戸石と国宝金堂と五重塔は京都で最古の木造建築です、多くの文化財の宝庫です

12番・正法寺(岩間寺)・・厄除け・ボケ封じで多くの参詣が、芭蕉翁の真筆の句碑も

13番・石山寺・・国宝本堂には紫式部の間・源頼友寄進の国宝・多宝塔も

14番・園城寺(三井寺)・・琵琶湖八景・「三井の晩鐘」国宝・本堂は桃山時代の優美な姿です、天智・天武・持統・の三帝の産湯に使われた御井(三井)に由来します。

15番・今熊野観音寺・・空海所縁のお寺で「頭痛封じ」に効能とか・紅葉に時季に是非

 

 『西国霊場・11~15』