湖南三山は新しく石部・甲西町が合併して湖南市が誕生・常楽寺・長寿寺・善水寺を三山として発足。何れも国宝の本堂を有し貴重な重要文化財の仏像が拝めます。
常楽寺(東寺)・・・和銅年間(708~715年)元明天皇勅願寺で良弁が開基です、国宝本堂とともに美しい三重塔(国宝)があります、各お堂の仏像が内陣に納められて素晴らしいです。
長寿寺(西寺)・・・天平年中(729~748年)聖武天皇の勅願寺で大仏造営の良弁が開基です国宝本堂には春日厨子(国宝)には秘仏子安地蔵が観世音菩薩とともに祀られています、今年の秋に50年ぶりにご開帳されます。
善水寺・・・奈良時代和銅年間に元明天皇の勅願で鎮護国家の道場として開創された。国宝本堂には珍しい本尊薬師如来の脇に梵天・帝釈天(重文)が立ち四天王(重文)などの貴重な仏像が拝観できます、井戸から善水が湧き出し貴重ないわれも聞けます。
『湖南三山・国宝の名刹』