名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

国東六郷満山・富貴寺

2013年03月29日 | 日記

「石仏の里」国東半島に端正な瓦屋根の国宝・富貴寺大堂(安養閣)があります。九州で唯一最古の阿弥陀堂建築です、四天柱で区切られた内陣には阿弥陀如来(重文)が座し、内陣の壁画は「阿弥陀浄土図」で外陣の壁画は「釈迦浄土図」です(何れも重文)。

山門には石仏の仁王像・付近の磨崖仏巡りをお勧めです。

国東六郷満山・富貴寺


古刹・太宰府 観世音寺

2013年03月21日 | 日記

「百寺巡礼」北九州の大宰府は「遠の朝廷」(とおのみかど)古くから大陸と朝鮮半島の玄関口として栄え、政庁も置かれていた、そこに観世音寺が建つ。

政権の権威を背景に建立された観世音寺は僧侶の資格を与える「天下の三戒壇」の一つとして修行僧が集まる九州随一の官寺であった。

国宝・梵鐘は1300年の時の音を響かせ、(妙心寺と兄弟鐘)平安時代から鎌倉時代の巨大な仏像群(重要文化財)往時の隆盛を物語る。

『古刹・太宰府 観世音寺』


山口・萩・東光寺

2013年03月15日 | 日記

「百寺巡礼」中国地方で瑠璃光寺以来の山口です

萩城下・古刹・東光寺・・・黄檗宗・護国山 東光寺は毛利藩主三代の吉就が創建・本山の宇治 黄檗山萬福寺をそのまま建立しています。総門・三門・鐘楼・本堂の大雄宝殿の何れも重要文化財です。その奥に歴代城主の菩提寺として見事な幾何学文様で墓所があります。

萩は城址・古い街並み・松蔭神社と松下村塾・伊藤博文邸などと、萩焼は愛好家にとっては一日で見きれな美しい街・そして明治維新の胎動の地を見れました。

山口・萩・東光寺


春の大宰府天満宮

2013年03月10日 | 日記

大宰府天満宮・・・梅の花が咲く季節・全国の受験生は学問の神様「菅原道真公」を祀る大宰府天満宮にお参りをする、天正19年(1591年)に創建された本殿は重要文化財です。境内にある6千本とも言われる梅の花はほぼ満開でした。

宇佐神宮・・・全国八幡社の総本宮です・国宝の本殿 一之御殿には応神天皇 二之御殿には比売大神(天照大御神の娘とも・卑弥呼とも) 三之御殿には神功皇后が祀られています。福徳愛敬・交通安全・の守護神で神人交歓・安産・教育の神徳も高くある。創紀は神亀二年(725年~弘仁14年(823年)・現在に本殿は安政~文久に造営された。

 

春の大宰府天満宮


京都・名塔巡り

2013年03月02日 | 日記

金戒光明寺・・・浄土宗大本山で「くろ谷」さんで呼ばれてます。大河ドラマで話題のお寺です会津藩士の殉難者が祀られています。三重塔(重文)は寛永十一年(1634年)落慶です。

善峯寺・・・・・・・西国霊場20番札所です。「そうだ京都へいこう」JRのCMに度々登場・桜も紅葉も誠に綺麗なお寺です。多宝塔(重文)は元和7年(1621年)に落慶。

仁和寺・・・・・・・門跡寺院・遅咲きの御室の桜は都人に晩春の贈り物。国宝・金堂には阿弥陀如来座像(国宝)が鎮座・桃山時代の紫宸殿が再生されている。五重塔(重文)寛永14年(1637年)に落慶。

京都・名塔巡り