名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

名塔を巡る・知立神社

2014年06月26日 | 日記

知立神社は三河の国二の宮で池鯉鮒大明神とも呼ばれています、拝殿前の花崗岩でできた丸石橋は「東海道名所図会」に出てきます。多宝塔(重文)は室町時代・永正6年(1509年)の創建です。

全国の9神社に重要文化財の三重塔・多宝塔が有りますが、何れも「廃仏毀釈」から免れています。

名塔を巡る・知立神社


名塔を巡る・名草神社

2014年06月20日 | 日記

但馬・妙見 兵庫県養父市八鹿の名草神社の三重塔(重文)は出雲大社から移築されています、創建は尼子経久で大永7年(1527年)に建立・寛文2年(1662年)徳川家光公により「出雲大社 寛文御造営」に妙見杉の巨木を用材として提供され、そのお礼に三重塔が移築されています。

本殿・拝殿は平成22年に重要文化財に指定されています、中国神仙彫刻が繊細で美しいです。三重塔には三猿プラス1の「思わざる」が塔の四隅で守っています。

名塔を巡る・名草神社


名塔を巡る・金胎寺

2014年06月12日 | 日記

「名塔を巡る」金胎寺(こんたいじ)は京都府相楽郡和束町原山・鷲峯山(じゅぶせん・682㍍)にあります、聖武天皇・役小角により開かれたと伝わる

奈良の大峰の対して北の大峰とされる山岳信仰の霊地です。平城京の鬼門封じとしての勅願寺です、永仁6年(1298年)伏見天皇行幸の折、勅願で多宝塔(重文)が建てられ鎌倉時代の貴重な塔です。正安2年(1300年)に宝篋印塔(重文)が建てられています、深い山の中、山上から比叡山と琵琶湖が眺望できます

名塔を巡る・金胎寺


名塔を巡る・勝曼院

2014年06月07日 | 日記

「名塔を巡る」大阪天王寺・夕陽丘の勝曼院 四天王寺別院で聖徳太子が開いた施薬院に始まると伝えられる、山号は荒陵山でご本尊は愛染明王です。6月末に勝曼愛染会(愛染まつり)が行われる。多宝塔(重文)は慶長二年(1597年)豊臣秀吉が再建

名塔を巡る・勝曼院