名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

世界遺産・吉野山・吉水神社

2012年04月27日 | 日記

吉野山・吉水神社は延元元年(1336年)後醍醐天皇が南朝の皇居として定められ、4代57年の歴史を刻んでいます。明治の神仏分離までは吉水院として1300年前の白鳳時代の役行者の創立された吉野修験宗の僧坊です、その書院は重要文化財で後醍醐天皇の玉座そして後の豊太閤花見の豪華本陣としても今に残る。

後醍醐天皇の有名な御製「花にねて よしや吉野の吉水の 枕の下に石走る音」

豊臣秀吉の「年月を 心にかけし吉野山 花の盛りを今日見つるかな」

世界文化遺産の吉水神社は歴史と文化財の宝庫です、 見渡しのいとよき所(一目千本)も是非ご覧ください。

 『世界遺産・吉水神社』


吉野山・国宝金峯山寺

2012年04月18日 | 日記

世界文化遺産の吉野・金峯山寺には国宝・蔵王堂に役行者が悟りの世界に導くために桜の木で彫刻された国宝・金剛蔵王権現が祀られています、今御開帳で拝めます。金峯山(きんぷせん)とは奈良の吉野山から山上ヶ岳に至る一帯をさし古く飛鳥時代から修験の聖地として知られています。全山が桜で埋まる時に国宝・仁王門から蔵王堂そして南朝所縁の歴史を見ることもできます。

 

 『吉野山・国宝金峯山寺』


京都御所/春の一般公開

2012年04月09日 | 日記

ブログ開設100回・京都御所春の一般公開を拝観

延暦13年(794年)桓武天皇が遷都された平安京の大内裏のなかほどに天皇のお住まいである内裏(皇居)現在の京都御所は光厳天皇が元弘元年(1331年)ここに即位されて以後明治二年(1869年)に明治天皇が東京に遷られるまで皇居とされた現在の建物の殆どは、安政2年(1855年)に再建されたもの(宮内庁京都御所事務所案内パンフから)。

紫宸殿・清涼殿・小御所・御学問所・御常御殿と御池庭の格調の高さに感歎

 『京都御所春の一般公開』


京都古刹・六派羅蜜寺

2012年04月03日 | 日記

京都・古刹 六波羅蜜寺は西国33ヶ寺霊場・17番札所です。波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到る事で・六波羅蜜はこの世に生かされたまま、仏様の境涯に至るための六つの修行をいうようです。本堂は貞冶2年(1363年)築の平家所縁のお寺です。

宝物館には国宝・十一面観世音菩薩はじめ平安・藤原の薬師如来坐像とその四天王と開祖・空也上人像・平清盛像・運慶 湛慶父子像・弘法大師像など何れも重要文化財の仏像を拝めます。                    

  

 

 

 『京都古刹・六派羅蜜寺』